「民族」の創出 --
五十嵐武士 /編   -- 東京大学出版会 -- 2000.01 -- 22cm -- 342,6p

資料詳細

タイトル アメリカの多民族体制
副書名 「民族」の創出
著者名等 五十嵐武士 /編  
出版 東京大学出版会 2000.01
大きさ等 22cm 342,6p
分類 316.853
件名 民族問題-アメリカ合衆国
内容 内容:多民族体制のしくみ 「民族集団」の形成と多文化主義 綾部恒雄/著.「移民国家」における「移民問題」 古矢旬/著.多民族社会と国民的統合のしくみ 五十嵐武士/著.多民族体制の展開 ユダヤ系アメリカ人のアイデンティティ 馬場美奈子/著.エスニック・グループと政党 大津留(北川)智恵子/著.メキシコ系アメリカ人と労働運動 黒田悦子/著.多民族体制の矛盾 日系アメリカ人の再定住とカリフォルニア社会 油井大三郎/著.フィリピン系退役軍人差別是正問題の半世紀 中野聡/著.アメリカ・インディアンの自意識の多様性 鵜月裕典/著.変貌する民族構成 世界化する都市とカリブ海系移民 石塚道子/著.再構築されるエスニシティ 吉原和男/著.コリアン・タウンの比較研究 原尻英樹/著. 文献あり 索引あり
要旨 アメリカ社会には、多様な民族や国の出身者の間に発生する民族的緊張や紛争を処理し、共存を可能にするしくみ、すなわち本書で言う「多民族体制」が内在しているのではないかという考えを抱くに至った。―副題を「『民族』の創出」としたのは、アメリカ社会にみられる民族集団の特性=「民族性」は、出身民族や国から継承したものばかりでなく、アメリカへ移住後、新たに創出されたものも少なくないからである。「多民族体制」には、民族性の有為転変をもたらす、ダイナミックな性格も備わっているとみることができる。―本書では民族問題を、国際関係あるいはアメリカ社会全般との関係といったマクロな観点からや、文学評論、政党、労働運動など主要な社会活動に関しても考察することによって、「多民族体制」の性格を多面的に明らかにしたい。
目次 1 多民族体制のしくみ(「民族集団」の形成と多文化主義;「移民国家」における「移民問題」 ほか);2 多民族体制の展開(ユダヤ系アメリカ人のアイデンティティ;エスニック・グループと政党 ほか);3 多民族体制の矛盾(日系アメリカ人の再定住とカルフォルニア社会;フィリピン系退役軍人差別是正問題の半世紀 ほか);4 変貌する民族構成(世界化する都市とカリブ海系移民;再構築されるエスニシティ ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-13-001032-8
書誌番号 1100003608

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中央 4階社会科学 Map 316.8 一般書 利用可 - 2037785183 iLisvirtual