言語倫理学的考察 --
三輪正 /著   -- 人文書院 -- 2000.01 -- 20cm -- 190p

資料詳細

タイトル 人称詞と敬語
副書名 言語倫理学的考察
著者名等 三輪正 /著  
出版 人文書院 2000.01
大きさ等 20cm 190p
分類 815.8
件名 敬語 , 日本語-代名詞
内容 文献あり 索引あり
要旨 日本語には古来多くの一人称二人称の代名詞があるが、そのどれもが使い易くはない。他方印欧語、中国語のそれは何千年にもわたってほぼ安定し、しかも使い易い。この違いは何に由来し、またどのような影響をそれぞれの文化に及ぼしてきたのだろうか。『ワレ』や『テメエ』などの一人称がどうして軽侮の二人称になるのか。上下関係を強く織り込んだ日本語敬卑語の問題を、世界の多くの言語と比較対照しつつ意味論的・文化論的に追究する。
目次 1 状況と問題(日本語人称代名詞の使いにくさと不安定性;印欧語および中国語の人称代名詞の何千年にもわたる安定性と、そこに見られた変化;人称代名詞の性格の違いの問題―弾丸と紙つぶて ほか);2 人称代名詞の意味論―力と理性(人称代名詞の選択を左右するファクター;単数二人称代名詞のアンビヴァレントな性格と英語のyouの独自性;二人称代名詞の誕生と死について ほか);3 日本語敬語(敬卑語)と普遍的敬語(ポライトネス)(日本語敬語の美と醜;普遍的敬語の追求としてのポライトネス論;日本語敬語の特有表現としての上下、授受の敬卑語 ほか);4 敬語と人間文化(言語使用と互敬の精神;支配服従の言語としての日本語敬卑語;日本語敬語の存廃をめぐって ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-409-04045-6
書誌番号 1100014322

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 815.8/27 一般書 利用可 - 2019171208 iLisvirtual