大空位時代から『金印勅書』の制定まで --
池谷文夫 /編   -- 刀水書房 -- 2000.02 -- 22cm -- 452p

資料詳細

タイトル ドイツ中世後期の政治と政治思想
副書名 大空位時代から『金印勅書』の制定まで
著者名等 池谷文夫 /編  
出版 刀水書房 2000.02
大きさ等 22cm 452p
分類 311.234
件名 政治思想-ドイツ-歴史-中世
内容 文献あり 索引あり
要旨 中世後期、帝国が「ドイツ」に縮小した現実に照らして、「ドイツ」とは何か、その範囲はどこまでか、領域と支配権力における「帝国」と「ドイツ帝国」の異同、「ドイツ王」、「ローマ人の王」、「皇帝」の支配権力の質的な違い如何、これら支配者たちの「都市ローマ」、「ローマ帝国」、「ローマ教皇」との関係如何、こうした問題を中世後期の人はどのように認識し、弁別してきたかを明らかにしようとするのが本書である。
目次 序 教皇権とドイツ王権・皇帝権をめぐって―ドイツ中世後期の政治と政治思想;1 普遍帝権と帝権移転論(13世紀教皇庁の帝権移転論―インノケンティウス3世からボニファティウス8世まで;帝権移転論と普遍帝国論―ロエスのアレクサンダーとアドモントのエンゲルベルト;オッカムのウィリアムの帝権論;オッカムのウィリアムの教会的統治権力論;オッカムのウィリアムの王政論;メーゲンベルクのコンラートの帝権論―「傭兵騎士の勧め」と帝権移転・帝権論);2 ドイツにおける王権と帝権(『レンス判告』と帝国法『リケット・ユーリス』―1320~30年代のドイツ政治情勢;ルートヴィヒ・デア・バイエルの「王帝」位の正統性とアヴィニョン教皇庁との交渉;Regnun Alemanie et regnum Romanorum seu imperium Romanum―13・14世紀における「ドイツ王国」と「帝国」、「ローマ王権」と「皇帝権」;ドイツ王権・「ドイツ帝国」・帝権―ベーベンブルクのルーポルトの「王国かつ帝国(regnun et imperium)」;rex Romanorumの選挙とimperatorの選挙―ベーベンブルクのルーポル・
ISBN(13)、ISBN    4-88708-259-2
書誌番号 1100016840

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 311.2/189 一般書 利用可 - 2019148028 iLisvirtual