塩田丸男 /著   -- 白水社 -- 2000.03 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 言いわけ読本
著者名等 塩田丸男 /著  
出版 白水社 2000.03
大きさ等 20cm 238p
分類 914.6
要旨 思わずニヤリ。名士から庶民まで、古今東西の多くの人が口にした、逆境の自己主張。
目次 人を斬ること秀吉きらいにて侯へども―豊臣秀吉(跡継ぎと決めた秀次の不始末に憤って);あなたは鬼。鬼の女房なら、蛇がちょうどよろしゅうございましょう―ガラシャ・細川玉子(夫・細川忠興から恐ろしい女と罵られて);一抱へあれど柳は柳かな―加賀の千代女(通りすがりの者に「肥った女よ」といわれて);囲い者ではありません。公許の芸人を公然と招いているのです―伊藤博文(女好きを明治天皇にたしなめられて);万物の真相はただ一言にして悉す。いわく「不可解」―藤村操(華厳の滝から飛び降り自殺した一高生が遺書にして);私はこれから悪いことをするかもしれない人間だから―乃木希典(揮毫を依頼されたが断わって);それは駒と違う。阪田三吉が銀になって泣いているのだ―阪田三吉(十三世名人関根金次郎との対局で不覚の手を指して);ジンギスカンは日本人だったのだ―関東軍(日本が満豪に進出する理由を聞かれて);われらが不変の敬愛、信ぜよ。先生。疑雲一掃の堂々の確信でございます―太宰治(師と仰ぐ佐藤春夫に叱られて);死骸の如き歌累々とよこたはる、いたしかたなく作れるものぞ―斎藤茂吉(戦時中、戦意高揚の歌を多作したことを恥じて)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-560-04931-9
書誌番号 1100017567

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 914.6/シ 一般書 利用可 - 2019181483 iLisvirtual
港南 公開 Map 914/シ 一般書 利用可 - 2019420798 iLisvirtual