人権と環境をむすぶ試み -- 人権ブックレット --
森住明弘 /〔著〕   -- 部落解放・人権研究所 -- 2000.04 -- 21cm -- 79p

資料詳細

タイトル 人が主役のリサイクル
副書名 人権と環境をむすぶ試み
シリーズ名 人権ブックレット
著者名等 森住明弘 /〔著〕  
出版 部落解放・人権研究所 2000.04
大きさ等 21cm 79p
分類 518.52
件名 廃棄物処理 , 資源再利用
要旨 公害・環境問題のうち、下水に関係する問題は、高きから低きに流れる水の性質を利用して道の下に管を埋めて流し、処理場まで到達させると、お金と技術の力で有害物が除去されるので、人間が関わる部分は少なくなります。それゆえ、お金だけ支払ってあとは役所に任せておいても、それなりの処理はされています。しかし、ごみは、水のように流れ去るものでなく、出す段階から多くの人が関わっているのに、水と同じように適当に出せばあとは役所がやってくれると思う人が増えてしまいました。そうではないと気づきはじめたのが、焼却工場や埋立地周辺の住民です。自分や自分の周辺地域のごみならまだしも、まったくつきあいのない人のごみまで近くで処理されるようになってきたからです。この矛盾に直面したのが大阪市に住む平川さんです。この本では、平川さんがどのようにこの問題に取り組んだのかを紹介しながら、まず市民側からのごみ問題を考えます。私たちは、自分でごみを出しながら、自分では適正処理ができない都市に住んでいます。環境を汚さない生活をするには、ごみになるものを造って売る上流で仕事に携わる人と自分の関係を見直すだけでなく、ごみを処理してくれる下流の人との関係・
目次 1 ごみ焼却工場と公害問題(私の原点になった水俣病;有害化学物質削減運動のジレンク ほか);2 廃棄物処理制度のいろいろな矛盾(反対運動は住民エゴだろうか;事業系ごみが多すぎる大阪市 ほか);3 リサイクルに取り組むごみ収集業者のKさん(リサイクルが進んで得意先が減る;容器包装リサイクル法とペットボトル ほか);4 再生資源業界の改革に取り組む今井さん(再生資源とは;ごみになってしまった再生資源 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7592-8056-1
書誌番号 1100023554
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1100023554

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 518.5/318 一般書 利用可 - 2019480634 iLisvirtual