近代国家がもとめた音楽 -- 平凡社選書 --
西原稔 /著   -- 平凡社 -- 2000.06 -- 20cm -- 391p

資料詳細

タイトル 「楽聖」ベートーヴェンの誕生
副書名 近代国家がもとめた音楽
シリーズ名 平凡社選書
著者名等 西原稔 /著  
出版 平凡社 2000.06
大きさ等 20cm 391p
分類 762.34
個人件名 ベートーヴェン ルードヴィヒ・ヴァン
内容 索引あり
要旨 なぜベートーヴェンは、「楽聖」とまで呼ばれるようになったのか。ベートーヴェンの音楽そのものが「偉大」であったから、だけだろうか。本書はこの問に、19世紀後半から20世紀にかけて近代国家建設を急いだ日本、ドイツ、フランスの政治、社会、文化の状況に即して答えようとする。国家主義や民族主義、教養主義やロマン主義、さらには社会運動といった、「近代化のエートス」が生み出した様々な思潮が複雑に絡み合い、行政、教育、演奏、文学、社会運動といった場所で、ベートーヴェンは次第に「楽聖」へと祭り上げられていく。ベートーヴェンを頂点とする「西洋音楽史」という歴史叙述が、どのようなモメントによって生まれたのかを、豊富な資料と新鮮な視点から解明した音楽社会学の労作。
目次 第1部 日本の近代化とベートーヴェン受容(日本の近代化とベートーヴェン;洋楽黎明期におけるベートーヴェン演奏);第2部 近代ヨーロッパとベートーヴェン(近代国家とベートーヴェン;絶対性の希求とベートーヴェンの理想)
ISBN(13)、ISBN    4-582-84206-2
書誌番号 1100036106
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1100036106

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 762.3/621 一般書 利用可 - 2020647771 iLisvirtual