近代世界システムを支えたイデオロギーの終焉 -- 新版 --
I.ウォーラーステイン /〔著〕, 松岡利道 /訳,     -- 藤原書店 -- 2000.05 -- 20cm -- 437p

資料詳細

タイトル アフター・リベラリズム
副書名 近代世界システムを支えたイデオロギーの終焉
版情報 新版
著者名等 I.ウォーラーステイン /〔著〕, 松岡利道 /訳,    
出版 藤原書店 2000.05
大きさ等 20cm 437p
分類 332.06
件名 資本主義 , 世界経済
注記 After liberalism.
内容 索引あり
要旨 本書では、1989年を、1789年から1989年に至る時代の終わりとして見なす方がより有益である、ということを論じるつもりである。1789年から1989年に至る時代は、近代世界システムの地球的規模におけるイデオロギー―著者のいう地政文化geoculture―であるリベラリズムが、勝利しかつ崩壊した時代であり、興隆し最後には消滅した時代である。このように考えれば、1989年という年は、フランス革命のスローガンが不可避的な歴史的真実を反映しており、現在あるいは近い将来において実現されるようになると多くの人々によって考えられていた政治的・文化的時代―目を見張るような科学技術的成果のあった時代―の終わりをなす年であるといえるだろう。
目次 1 1990年代とその後―再構築可能か(冷戦と第三世界―古き良き時代なのか;平和、安定、正統性―1990年から2025/50年まで ほか);2 リベラル・イデオロギーの構築と勝利(三つのイデオロギーか一つのイデオロギーか―近代性をめぐる似非論争;リベラリズムと国民国家の正統化―ひとつの歴史的解釈 ほか);3 リベラルの歴史的ジレンマ(どの近代性の終焉なのか;リベラリズムの克服不可能な諸矛盾―近代世界システムの地政文化の視点から見た人権と民族の権利);4 社会主義の死滅か、瀕死の資本主義か(転換の戦略・戦術としての革命;共産主義崩壊後のマルクス主義 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-89434-177-8
書誌番号 1100037938
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1100037938

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 332.0 一般書 貸出中 - 2020671052 iLisvirtual