現代物理学叢書 --
江沢洋 /〔ほか〕著   -- 岩波書店 -- 2000.07 -- 22cm -- 256p

資料詳細

タイトル くりこみ群の方法
シリーズ名 現代物理学叢書
著者名等 江沢洋 /〔ほか〕著  
出版 岩波書店 2000.07
大きさ等 22cm 256p
分類 421.5
件名 くりこみ(物理学)
内容 文献あり 索引あり
要旨 くりこみ群は一種の遠近法である。要素的相互作用が無数に積み重なり絡み合って生み出す効果を、ズーム・アウトあるいはズーム・インによる見え方の変化のなかに動く姿で捉えようとする。これが、物性論における相転移の普遍的特徴から素粒子の相互作用の漸近的自由性まで、今日の物理学の核心をえぐりだす強力な方法となった。しかし、従来の応用例の多くは論理に明快を欠く。この方法の基盤は最近ようやく見えてきたのである。最新の成果を本書はかみくだいて提示する。今日、くりこみ群の方法に対する関心と期待は増すばかりである。その動きを示すべく、岩波講座としての第2次刊行を機会に加筆して補章とした。装丁は新たにしましたが、内容は基本的に岩波講座の第2次刊行のものと同一。
目次 1 スケーリング;2 くりこみ群の考え方;3 プサイ4模型におけるくりこみ群と臨界現象;4 プサイ4場の量子論の連続極限;5 場の量子論におけるくりこみ群;6 相空間展開;7 Gross‐Neveu模型;補章1 Whiteの密度行列くりこみ群の方法;補章2 厳密なくりこみ群をめぐって;補章3 Polchinskiの定理
ISBN(13)、ISBN    4-00-006744-3
書誌番号 1100042624

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 421.5/35 一般書 利用可 - 2028856400 iLisvirtual