山は川を越えられず -- 韓国の学術と文化 --
兪弘濬 /著   -- 法政大学出版局 -- 2000.09 -- 22cm -- 359p

資料詳細

タイトル 私の文化遺産踏査記 2
各巻タイトル 山は川を越えられず
シリーズ名 韓国の学術と文化
著者名等 兪弘濬 /著  
出版 法政大学出版局 2000.09
大きさ等 22cm 359p
分類 709.21
件名 文化財-韓国
要旨 智異山の東南に古道と古村を訪ね、アウラジ川に到ってアリランの由来に想いを馳せる。雲門寺の早朝礼拝に聴き惚れ、南北分断の地ゆえに語られず歌われざる漢難江、そして到彼岸寺へと赴く。しかし圧巻は、世界遺産に指定された慶州・石仏寺の石窟をめぐる物語だ。石窟とその仏像群は、統一新羅の宗教・科学・芸術の融合せる仏教美術の傑作だが、数奇かつ苛酷な歴史を体験してきた。保存のための苦闘史を辿ると、日本人の関与が正負ともに浮び上がる。そんな歴史の奥底へと向かう著者の踏査も、農民戦争の舞台を訪ねれば、旅路は未完と気づかされる。
目次 智異山の東南―咸陽・山清(古道と古村の尽きない秘話;山は智異山);栄豊・浮石寺―胸にしみいるほど通いつめ;アウラジ川の回想―平昌・旌善(山は川を越えられず;三重の空の下を巡る道);吐含山石仏寺(その栄光と汚辱の履歴書;石窟の神秘に挑戦した人びと;無生物にも生命はあろうに);民統線付近―鉄原 漢灘江の悲歌;雲門寺とその周辺(あの青松に刻まれた傷跡は;雲門寺寺跡記と雲門賊の来歴;蓮の花が咲いたら兄妹池にいらっしゃい);未完の旅路(扶安・辺山―守りとおした大切な美;農民戦争の舞台―未完の革命、未完の歴史)
ISBN(13)、ISBN    4-588-08005-9
書誌番号 1100053956

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 709.2/11 一般書 利用可 - 2052590151 iLisvirtual