記号論と認知言語学 --
有馬道子 /著   -- 岩波書店 -- 2001.02 -- 21cm -- 242,8p

資料詳細

タイトル パースの思想
副書名 記号論と認知言語学
著者名等 有馬道子 /著  
出版 岩波書店 2001.02
大きさ等 21cm 242,8p
分類 133.9
件名 記号論 , 言語学
個人件名 パース チャールズ・サンダース
内容 文献あり 索引あり
要旨 アメリカ哲学、現代記号論の先駆者として知られながら、難解さの故にこれまで必ずしも十分理解されてこなかったパース。本書はその思想を記号論・言語学の立場から丹念に読み解き、それが人間存在そのものを問う「意味の思想」であったことを究明する。フンボルト、サピア、ウォーフら言語思想の巨星を認知言語学とともにパース記号論の中に再定位するとともに、ソシュールとの比較を通してパースの思想的射程の長さを浮彫りにする。パースの記号論が、感性/理性、自然/人間、物質/生命、意識/無意識、自己/他者、生/死など対立しあうかに見えるものを連続的・統一的に了解する優れた方法であり、宗教と科学、東洋と西洋、人間の心の働きと精神病理等についての理解を深める数々の洞察を秘めたものであることを明らかにする。
目次 第1章 パースの記号論(パースの重要性;パースの難解な文体;パースの経験と学説の変化;パースを支えた人々);第2章 パースの記号論と言語学(パースとソシュール;認知言語学との関係;「サピア=ウォーフの仮説」をめぐって;シネキズムと解釈の類型);第3章 ことばと意識(日本語とコミュニケーション;ノンセンス―『不思議の国のアリス』の場合;ことばと存在論);補論 老荘の思想
ISBN(13)、ISBN    4-00-002979-7
書誌番号 1101012357
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101012357

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 133.9/39 一般書 利用可 - 2024088408 iLisvirtual