『土星びとの歌』から『叡智』まで --
大熊薫 /著   -- 早美出版社 -- 2001.03 -- 22cm -- 322,3p

資料詳細

タイトル ヴェルレーヌ自己表現の変遷
副書名 『土星びとの歌』から『叡智』まで
著者名等 大熊薫 /著  
出版 早美出版社 2001.03
大きさ等 22cm 322,3p
分類 951
個人件名 ヴェルレーヌ ポール・マリー
内容 文献あり 著作目録あり 索引あり
要旨 『土星びとの歌』および『艶なる宴』の後、ヴェルレーヌはマチルドとの出会いによって『よき歌』を創作する。その後、ランボーを「酵母」とし、マチルドを「材料」とした『言葉なき恋歌』を経て、彼は獄中で神との出会いを体験する。これによって、後に「現代の祈祷書」ともユイスマンスにいわしめることになる『叡智』が誕生した。このように、さまざまな出会いによって生まれたそれぞれの詩集をとおして、ヴェルレーヌの自己が徐々に明確に表現されていく様を明らかにする。
目次 第1章 『土星びとの歌』(Po`emes saturniens)の数篇におけるヴェルレーヌの詩法(作品の概要;詩法の考察);第2章 『艶なる宴』(F^etes galantes)に描かれたヴェルレーヌの世界(高踏派の影響と独自性の問題点;個々の作品の創作年代とその内容 ほか);第3章 『よき歌』(la Bonne Chanson)における愛の告白(全く新しい詩集として指摘される『よき歌』;「恋愛詩」というジャンルからの考察);第4章 『言葉なき恋歌』(Romances sans paroles)におけるヴェルレーヌの音楽(『言葉なき恋歌』誕生までの背景と詩集の概要;「詩法」(Art po´etique)の考察;詩と音楽 ほか);第5章 『叡智』(Sagesse)の数篇にみられる信仰告白(作品の概要;社会的時代背景 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-915471-97-7
書誌番号 1101020651
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101020651

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