横井清 /著   -- 平凡社 -- 2001.06 -- 22cm -- 302p

資料詳細

タイトル 中世日本文化史論考
著者名等 横井清 /著  
出版 平凡社 2001.06
大きさ等 22cm 302p
分類 210.4
件名 日本-歴史-中世
内容 内容:中世びとの心を訪ねて 中世の民衆文化. 「説経語り」に寄り添う心の旅. 「をかし」の世界を照らす鏡. 夢. 慈円の夢想をめぐって. 夢と涙と. 『実隆公記』の伝える「境談」をめぐって. 邦訳『コリャード懺悔録』の書名の訓について. 軍記物語研究の足跡を追って 「平家物語」成立過程の一考察. 深賢書状紹介後の動向寸見、並びに「普賢延命鈔」紙背消息の補遺. 赤松俊秀遺著『平家物語の研究』について. 「小嶋法師」と「外嶋」について. 「小嶋法師」「外嶋」の問題をめぐって. 永和三年の『太平記』関係史料の検討. 再び、法勝寺執事法眼慶承書状について. 楠正成の自害を報じた「僧朝舜書状」の文言・日付について. 歴史の小径、遠い声 「一期」の認識について. 「供花」にたずさわった人びと. 天正遣欧使節と「日本人
要旨 望遠鏡のようにはるか遠くまで歴史を見通し、顕微鏡のようにこまやかに史料を読み抜く言葉が、“文化史”とは何かを問いかける。日本史研究に独自な領域を開拓した著者の長年にわたる打ち込みを記録する論考22篇を編む。亡き同学諸氏への追悼批評を交えた、深みのある一書。
目次 1 中世びとの心を訪ねて(中世の民衆文化―古代からの継承と近世への伝達;夢;慈円の夢想をめぐって―中世史研究と夢 ほか);2 軍記物語研究の足跡を追って(「平家物語」成立過程の一考察―八帖本の存在を示す一史料;赤松俊秀遺著『平家物語の研究』について―孤高の金字塔;「小嶋法師」と「外嶋」について―『興福寺年代記』記事の復権 ほか);3 歴史の小径、遠い声(「一期(いちご)」の認識について―日本思想史学会・平成八年度大会シンポジウムにおいて;「供花」にたずさわった人びと―中世東寺の場合;天正遣欧使節と「日本人奴隷」のこと ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-582-74701-9
書誌番号 1101038413

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.4/856 一般書 利用可 - 2025190532 iLisvirtual