黒岩涙香著訳書総覧 -- 翻訳研究・書誌シリーズ --
伊藤秀雄 /編, 榊原貴教 /編   -- ナダ出版センター -- 2001.06 -- 22cm -- 244p

資料詳細

タイトル 黒岩涙香の研究と書誌
副書名 黒岩涙香著訳書総覧
シリーズ名 翻訳研究・書誌シリーズ
著者名等 伊藤秀雄 /編, 榊原貴教 /編  
出版 ナダ出版センター 2001.06
大きさ等 22cm 244p
分類 910.268
個人件名 黒岩 涙香
内容 内容:研究編 若き日の涙香、最初の活躍 高松敏男/著. ミステリー作家黒岩涙香の誕生 川戸道昭/著. 黒岩涙香の訳した原典の探索 小森健太朗/著. 書誌・解題編 黒岩涙香著訳書総覧 伊藤秀雄/著. 黒岩涙香刊行図書書誌 伊藤秀雄/著. 榊原貴教/著. 黒岩涙香年譜 伊藤秀雄/著.  年譜あり 索引あり
要旨 探偵小説は「ノベル」ではなく、「ストーリー」だという。そのストーリーは初期の作品をみると、服部誠一ら戯作者たちが時の権力者や富者たちの不正を暴くと同じ位相で、社会的な誤謬を糺す手法によって物語を創造していた。この伝統は戦後日本においても社会派の小説作品に継承されていったが、今日の推理小説は虚構の中の合理性のみを追求し、その衝撃度によって読者の興味を引き続けているようにみえる。現代の社会構造に対するアパシーな状況は、これに拍車をかけている。涙香が今日なお多くのファンを持ち続けているのは、彼が出発点でもち得た社会性と合理性を探偵小説の中に総合化していたからであろう。この経緯を再検討し、探偵小説とは何であったのか、そして現代のミステリー小説がいかなる位置に立たされているのかを解読する。
目次 研究編(若き日の涙香、最初の活躍―『大阪日報』への投稿と『政治月報』の編纂;ミステリー作家黒岩涙香誕生;黒岩涙香の訳した原典の探索);書誌・解題編(黒岩涙香著訳書総覧;黒岩涙香刊行図書書誌;黒岩涙香年譜)
ISBN(13)、ISBN    4-7727-0354-3
書誌番号 1101040570
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101040570

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6276 一般書 利用可 - 2025256843 iLisvirtual