戦後社会科学批判 -- 現代社会学選書 --
佐藤健二 /著   -- 岩波書店 -- 2001.08 -- 19cm -- 312p

資料詳細

タイトル 歴史社会学の作法
副書名 戦後社会科学批判
シリーズ名 現代社会学選書
著者名等 佐藤健二 /著  
出版 岩波書店 2001.08
大きさ等 19cm 312p
分類 361
件名 歴史社会学
内容 文献あり
要旨 社会や文化を理解する上で、なぜ歴史を問わなければならないのか。社会学はなぜ歴史社会学の視点を保たなければならないのか。戦後の社会科学とくに社会学の歴史意識を批判的に検討し、社会を人間の実践の痕跡、文字や記録の痕跡が重層的に重なり合う複合的な言語空間と捉えかえすことで、その批判的解読には歴史社会学の方法と論理が不可欠であることを説く。柳田国男のテクストを従来のステロタイプ化した理論的構図から救出し、忘れられた民間学者石井研堂の考証力に光りをあてる。社会学の基礎をなすデータやテキストの歴史性の問い方読み方を論じて独自の資料論を展開し、読者を「読み説く」という実践の妙へと誘う。
目次 1 歴史社会学とは何か(社会学における歴史性の構築);2 柳田国男と歴史社会学(民俗学と市民社会;新語論の発想;作品としての『明治大正史世相篇』);3 テクストとデータベース(印刷革命と読むことの近代;大衆文化の想像力;もう一つの『明治事物起原』)
ISBN(13)、ISBN    4-00-026515-6
書誌番号 1101049564

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 361 一般書 利用可 - 2025660504 iLisvirtual