フロイトの一患者の生涯 --
K.オプホルツァー /〔著〕, 馬場謙一 /共訳, 高砂美樹 /共訳,     -- みすず書房 -- 2001.09 -- 20cm -- 288p

資料詳細

タイトル W氏との対話
副書名 フロイトの一患者の生涯
著者名等 K.オプホルツァー /〔著〕, 馬場謙一 /共訳, 高砂美樹 /共訳,    
出版 みすず書房 2001.09
大きさ等 20cm 288p
分類 146.1
個人件名 フロイト ジークムント
注記 Gespra¨che mit dem Wolfsmann.
要旨 1910年、ウィーンのフロイトの許に、一人のロシア人青年貴族が訪れた。彼の治療は4年に及ぶ。最も重要だとフロイトが考えたのは、患者が幼年時代にみた不安夢で、夢の中では6、7匹の白い狼がある役割を演じていた。そこでフロイトは、この患者を「狼男」と名づけた。アンナ・O、ドラ、ねずみ男、小さなハンス、シュレーバー…フロイトの有名な症例の中でも「ある幼児期神経症の病歴より」または「症例狼男」は、精神分析史に燦然と輝く成功例として知られてきた。1972年、著者はウィーンの一角に住む85歳の「狼男」に出会い、92歳のその死まで、インタビューを繰り返した。ロシアでの子供時代の日々、フロイトとの治療の詳細、保険外交員の生活、「自伝」の出版や金銭的な援助をはじめ、フロイト派がこの特別の患者を抱え込んできたこと、そして彼を終生悩ませつづけてきた女性と金銭の問題。果たして「狼男」は治癒していたのか。フロイトや弟子たちの診断は正しかったのだろうか。20世紀精神分析史の光と陰を象徴する貴重な書。
目次 1 ヴォルフマン(ユーゲントシュティールの人;精神分析の鏡の中で);2 ヴォルフマンとの対話(父フロイト;転移の残滓;幼年時代の補足 ほか);3 ヴォルフマンと私(死のルポルタージュ)
ISBN(13)、ISBN    4-622-03969-9
書誌番号 1101057953
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101057953

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 146.1 一般書 利用可 - 2025763737 iLisvirtual