“韜晦して現さず”の生涯 --
峯島正行 /著   -- 青蛙房 -- 2001.10 -- 20cm -- 251p

資料詳細

タイトル 評伝・SFの先駆者今日泊亜蘭
副書名 “韜晦して現さず”の生涯
著者名等 峯島正行 /著  
出版 青蛙房 2001.10
大きさ等 20cm 251p
分類 910.268
個人件名 今日泊 亜蘭
内容 文献あり
要旨 アナーキストにして語学の天才、すべてを独学で学んだ誇り高き人生。画家水島爾保布の長男に生まれ、父の友人武林無想庵、辻潤、長谷川如是閑等の影響をうけ、ニヒリズム、アナーキズムに共感、一切の束縛を嫌い、府立五中も中退、独学で諸外国語、文芸を学び、SFの波到るや、その先駆者となった、明治生まれの骨っぽい人生を精密に描ききる。
目次 韜晦して現さず―四十年の空白を経て;処女作・桜田門―「文芸日本」に作品発表;「文芸日本」から探偵小説、科学小説へ―同人たちの作品評;父・水島爾保布の周辺―無想庵、潤、春夫等文人が集まる;根岸小学校の頃―父、爾保布と如是閑の交流;心情的アナーキスト―言語学を学ぶため上智大学へ;ヨーロッパへ密航―言語学を目指し冒険旅行;泉鏡花に心酔―作品にも生活にも強い影響;戦争下の「高等遊民」―武林イヴォンヌをめぐって;米軍通訳、そして結婚―疎開先の戦後生活;おめがクラブの発足まで―探偵作家との交流の中で;『セキストラ』と『完全な侵略』―「宇宙塵」と「科学小説」の発刊;「宇宙塵」の例会―SF草創期の群像との交流;寡作、孤高の作家―SF初期の苦難を越えて;終生の伴侶―長い独居生活の影で;幻の共和国に向かって―『光の塔』と『我が月は緑』の世界
ISBN(13)、ISBN    4-7905-0376-3
書誌番号 1101058001
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101058001

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/5094 一般書 利用可 - 2025767775 iLisvirtual
鶴見 書庫 910/キ 一般書 利用可 - 2025955113 iLisvirtual