面接の基本とすすめ方 --
青木省三 /著   -- 金剛出版 -- 2001.10 -- 22cm -- 217p

資料詳細

タイトル 思春期の心の臨床
副書名 面接の基本とすすめ方
著者名等 青木省三 /著  
出版 金剛出版 2001.10
大きさ等 22cm 217p
分類 493.7
件名 精神医学 , 青年期
要旨 思春期臨床は、精神疾患の患者のみを扱うわけではない。家庭や学校における青年の呈する幅広い問題行動を対象とする。これらの青年の問題行動は、欧米の診断基準に拠れば、人格障害、適応障害、行為障害等に診断されるが、著者はこれらをマニュアル的に診断するだけでなく、クライエント一人ひとりの個別性を重視したアプローチを展開する。また、青年と家族がどのような問題を抱え、何を求めているのか、そして、治療者が何を提供できるのか、何を提供するのが望ましいのか、著者は、思春期の心の臨床を実践する際の基本的視点と面接をすすめるにあたっての原則を平易な文章で述べる。さらに心理療法を行うことの効用と危険、学派を超えた本質的な常識、思春期臨床に携わる責任、個々の事例に柔軟に対応した技術、等が説かれ、多くの事例を通して初回面接から治療の山場・終結までの要諦、そして著者の考える「臨床家の精神療法」が明らかにされる。
目次 思春期外来から見えるもの;第1部 思春期臨床の基本的視点(思春期の治療を引き受ける時;児童青年期の臨床的発達論;青年の内的世界と現実―能動性と受動性;思春期における支持的精神療法;集団体験について(ひきこもり青年とたまり場;さまざまな「動き」を通して));第2部 思春期面接の現場から―治療と援助の実際(思春期面接のすすめ方;青年期患者に対する森田療法的アプローチ―対人恐怖症の症例;不登校と児童青年期精神医療;境界例;摂食障害;ヒステリー―転換性障害を中心に;強迫性障害―主として不潔恐怖を中心として;青年と不安;私なりの精神療法、心理療法の学び方)
ISBN(13)、ISBN    4-7724-0718-9
書誌番号 1101066391
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101066391

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中央 書庫 493.7/2195 一般書 利用可 - 2025985047 iLisvirtual