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【図書】 征きて還りし兵の記憶

岩波現代文庫 --
高杉一郎／著 -- 岩波書店 -- ２００２．０６ -- １５ｃｍ -- ３３２ｐ

タイトル	征きて還りし兵の記憶
シリーズ名	岩波現代文庫
著者名等	高杉一郎／著
出版	岩波書店２００２．０６
大きさ等	１５ｃｍ３３２ｐ
分類	916
要旨	あの本は偉大な政治家スターリンをけがすものだ。こんどだけは見のがしてやるが―最初の著書『極光のかげに』を日本共産党最高幹部から罵倒されたシベリア抑留帰りの著者は、孤独な長く暗い戦後を歩みはじめた。ソ連とは、社会主義とは、スターリンとは何だったのか。戦後史を画する人びとと事件の交錯をえがく誠実なヒューマニストの痛恨の回想。
目次	いけにえよ、記憶を語れ；１９４５年の夏；「捕虜だ！捕虜だ！」；集中営のロシア；もうひとつのロシア；アントン・チェーホフとジョージ・ケナン；日本人俘虜のための新聞；帰還；菅季治の死；務台理作と中野重治；朝鮮戦争のさなかで；福原麟太郎と宮本百合子；おだやかな町―静岡で；スターリンの「言語学」論文；中国の世界語者たち；その後の中野重治；七三一部隊と「狼！狼！狼！」；ぬかるみの道はつづく
ISBN(13)、ISBN	4-00-603062-2
書誌番号	1102038366

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