不良債権処理の非常識 -- ちくま新書 --
山口義行 /著   -- 筑摩書房 -- 2002.06 -- 18cm -- 190p

資料詳細

タイトル 誰のための金融再生か
副書名 不良債権処理の非常識
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 山口義行 /著  
出版 筑摩書房 2002.06
大きさ等 18cm 190p
分類 338.3
件名 金融政策-日本
要旨 「不良債権がビンの栓のようになっているから、これを取り除けば貸し渋りは解消される」―こんな言説が跋扈している。しかし実際には、不良債権処理が進めば進むほど、自己資本比率が悪化するので、金融機関は貸し渋り・貸し剥がしをせざるを得ない。さらに、ペイオフ凍結解除を錦の御旗に、金融庁が中小金融機関をいくつも破たんに追い込むなど、金融政策は迷走を続けるばかりだ。バブルのツケを中小金融機関・中小企業に負わせるいまのやり方を変えさせる手立てはないのか。金融迷走の実態を明らかにし、「金融アセスメント法」など、経済再生のための具体的手立てを提唱する。
目次 プロローグ 静かな不況;第1章 本当に日本銀行が悪いのか―日銀批判で隠蔽される真実;第2章 不良債権処理はデフレ対策なのか―銀行貸出が増えない本当の理由;第3章 「不況の連鎖」つくる金融行政―ペイオフ解禁とマニュアル行政の愚;第4章 金融機関に対する新たな評価システム―「金融アセスメント法」とは何か;エピローグ 多元的な社会へ
ISBN(13)、ISBN    4-480-05952-0
書誌番号 1102042326

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 338.3/172 一般書 利用可 - 2020141541 iLisvirtual