『倫理』論文における資料操作の詐術と「知的誠実性」の崩壊 -- Minerva人文・社会科学叢書 --
羽入辰郎 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2002.09 -- 22cm -- 300,10p

資料詳細

タイトル マックス・ヴェーバーの犯罪
副書名 『倫理』論文における資料操作の詐術と「知的誠実性」の崩壊
シリーズ名 Minerva人文・社会科学叢書
著者名等 羽入辰郎 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2002.09
大きさ等 22cm 300,10p
分類 331.5
個人件名 ヴェーバー マックス
内容 文献あり 索引あり
内容紹介 はたして人びとが崇拝するほどに、ヴェーバーは正しかったのか。厳密なテキスト・クリスティークに基づき、その検証を試みる。ドイツ・ヴェーバー研究の世界に衝撃を与えた先鋭な研究の全貌が、今初めて明らかとなる。〈受賞情報〉山本七平賞(第12回)
要旨 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』が出版されてから既に百年になろうとする。その百年間、ヴェーバーの誤魔化しは見逃され続けてきた。果たして人々が崇拝するほどにヴェーバーは正しかったのか。本書は厳密なテキスト・クリティークにもとづき、その検証を試みる。ドイツ・ヴェーバー研究の世界に衝撃を与えた先鋭な研究の全貌が今初めて明らかとなる。
目次 第1章 “calling”概念をめぐる資料操作―英訳聖書を見ていたのか(犯行現場としての『倫理』論文;ヴェーバーの主張とその分析 ほか);第2章 “Beruf”‐概念をめぐる資料操作―ルター聖書の原典ではなかった(“Beruf”をめぐるアポリア;ヴェーバーによるアポリアの回避 ほか);第3章 フランクリンの『自伝』をめぐる資料操作―理念型への固執(フランクリンの功利的傾向;「神の啓示」の謎 ほか);第4章 「資本主義の精神」をめぐる資料操作―大塚久雄の“誤読”(「資本主義の精神」という魔術;「資本主義の精神」の構成 ほか);終章 『倫理』論文からの逃走
ISBN(13)、ISBN    4-623-03565-4
書誌番号 1102058532

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 331.5 一般書 利用可 - 2028008379 iLisvirtual