平安文学をめぐる7つの断章 --
深沢徹 /著   -- 森話社 -- 2002.10 -- 20cm -- 285p

資料詳細

タイトル 自己言及テキストの系譜学
副書名 平安文学をめぐる7つの断章
著者名等 深沢徹 /著  
出版 森話社 2002.10
大きさ等 20cm 285p
分類 910.23
件名 日本文学-歴史-平安時代
内容 索引あり
要旨 平安期の日記文学や物語に“他者”“女”“家”“ミヤコ”“原郷”等はどのように描かれているのか。文化的アイデンティティの形成と古典文学・日本文化論との関係を視野に入れながら、「自己言及」の可能性と限界をさぐる。
目次 序章 自己言及テキストの意義と、その基礎づけ(オリエント幻想のなかの「平安文学」);第1章 “ヒナ”と“ミヤコ”の狭間で(さすらいの旅の果て―『土佐日記』に見る音声中心主義と、その行方;ふるさとから遠く離れて―『更級日記』における“ミヤコ”と“ヒナ”);第2章 テキストの“内”と“外”(啓蒙的理性の衰え、もしくは女房集団の文学―「女流日記文学」から「女房日記」へ;テキストの“内”と“外”―蛍巻「物語論」における、自己言及のパラドクス);第3章 二つのテキストと、一つの自己像(囲い込まれ、横領される“女”の言説―『無名草子』のトポロジー;夭折の貴公子へのレクイエム―「モデル小説」としての『松浦宮物語』)
ISBN(13)、ISBN    4-916087-29-1
書誌番号 1102061130

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/5161 一般書 利用可 - 2028039649 iLisvirtual