パジリク文化とノイン・ウラ古墳の古代服飾 --
加藤定子 /著   -- 東京堂出版 -- 2002.09 -- 27cm -- 190p

資料詳細

タイトル 古代中央アジアにおける服飾史の研究
副書名 パジリク文化とノイン・ウラ古墳の古代服飾
著者名等 加藤定子 /著  
出版 東京堂出版 2002.09
大きさ等 27cm 190p
分類 383.1
件名 服飾-歴史
内容 文献あり 索引あり
要旨 中央アジア北部の古代遺跡―山地アルタイ地方のアク・アラハ、カタンダ、パジリクおよびモンゴル高原のノイン・ウラ各古墳は、紀元前5~0世紀に古代遊牧系住民によって造営された。凍結墳墓であり、多くの遺品が朽ち果てずに残存して、その中には、当時の革や布を素材にした衣服も見られた。著者は、これら出土の衣服の実見・調査を重ね、衣服構成学の視点から厳密に復元・考察を試みた。服飾史上、当該期アジアの衣服は“平面的構成”(折りたためる直線的構成)とされ、“立体構成”(折りたたむと皺ができる)は、14世紀以降西洋に発達したとされる。しかし、出土した紀元前5世紀の中央アジアの衣服にも、この要素を見いだせることを解明した。人の体形に合わせて革を接いで製作した古代遊牧民の着衣(体形衣的構成)が、布にも汎用されていくという論旨を核に、これを漢代のいわゆるシルクロード開通以前の東西交流史のなかに跡付けていく注目の書。
目次 第1部 山地アルタイ地方の古代服飾―紀元前5世紀~前2世紀(アク・アラハ古墳出土の服飾―紀元前5世紀~前2世紀;カタンダ古墳出土の服飾―紀元前5世紀~前4世紀;パジリク古墳出土の服飾―紀元前5世紀~前2世紀);第2部 モンゴル高原地方の古代服飾―紀元前後(ノイン・ウラ古墳出土の服飾―紀元前後)
ISBN(13)、ISBN    4-490-20478-7
書誌番号 1102064923
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1102064923

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 383.1 一般書 利用可 - 2028229391 iLisvirtual