韓末・日帝下の地主制と農業問題 -- 韓国の学術と文化 --
金容燮 /著, 鶴園裕 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2002.11 -- 22cm -- 487,4p

資料詳細

タイトル 韓国近現代農業史研究
副書名 韓末・日帝下の地主制と農業問題
シリーズ名 韓国の学術と文化
著者名等 金容燮 /著, 鶴園裕 /訳  
出版 法政大学出版局 2002.11
大きさ等 22cm 487,4p
分類 611.22
件名 土地制度-朝鮮-歴史 , 地主
内容 索引あり
要旨 1876年の開港前後から1945年の植民地解放に至るまでの韓国農業の推移を、農業経営の実態と農民運動の展開の両面にわたる実証的事例研究によって具体的に明らかにし、農業近代化への苦難にみちた歩みを辿る。農業改革における二つの方向―地主的土地所有と農民的土地所有―を峻別しつつ、開化派政権が前者の道を選択したことによって地主制の矛盾が深刻化して1862年の農民抗争、1894年の農民戦争をひきおこし、さらに日本帝国主義下の植民地的農業経営によって改革の道が閉ざされた経緯をつぶさに検証する。封建的土地経営から産業資本主義的農業経営への転換期に生じたさまざまな問題の分析を通じて、韓国における農業問題打開への真の解決策を模索する。
目次 1 近代化と地主制(近代化過程における農業改革の二つの方向;日帝の初期農業殖民策と地主制);2 地主経営の成長と変動(江華金氏家の地主経営とその盛衰;羅州李氏家の地主経営の成長と変動;古阜金氏の地主経営と資本転換;載寧東拓農場の成立と地主経営の強化;朝鮮信託の農場経営と地主制の変動);3 地主制の矛盾―農民運動の指向と対策(朝鮮王朝最末期の農民運動とその指向;日帝強占期の農業問題とその打開方案);結論 解放後の農業改革との関連
ISBN(13)、ISBN    4-588-08012-1
書誌番号 1102066540

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 611.2/199 一般書 利用可 - 2028217814 iLisvirtual