フランス国民意識の文化=社会史 -- 対立 --
ピエール・ノラ /編, 谷川稔 /監訳,     -- 岩波書店 -- 2002.11 -- 22cm -- 466,13p

資料詳細

タイトル 記憶の場 第1巻
副書名 フランス国民意識の文化=社会史
各巻タイトル 対立
著者名等 ピエール・ノラ /編, 谷川稔 /監訳,    
出版 岩波書店 2002.11
大きさ等 22cm 466,13p
分類 235
件名 フランス-歴史
注記 Les lieux de me´moire.
内容 内容:序論 記憶と歴史のはざまに ピエール・ノラ/著 長井伸仁/訳. 対峙する伝統 フランク人とガリア人 クシシトフ・ポミアン/著 上垣豊/訳. アンシャン・レジームと革命 フランソワ・フュレ/著 天野知恵子/訳. カトリック教会と反教権=世俗派 クロード・ラングロワ/著 谷川稔/訳. フランス人と外国人 ジェラール・ノワリエル/著 上垣豊/訳. 宗教的マイノリティ プロテスタント フィリップ・ジュタール/著 和田光司/訳. ユダヤ人 ピエール・ビルンボーム/著 加藤克夫/訳. 地域の対抗 パリと地方 アラン・コルバン/著 工藤光一/訳. サン=マロ・ジュネーヴ線 ロジェ・シャルチエ/著 天野知恵子/訳. アルザス ジャン=マリ・マユール/著 中本真生子/訳.  年表あり
要旨 アナール学派の誕生とともに始まった「新しい歴史学」は、『記憶の場』の刊行によって第一幕を閉じた。規範的で一元的な歴史叙述への懐疑からピエール・ノラは、現代フランスを代表する120名の歴史家とともに10年の歳月をかけて、「記憶と歴史」の関係を根本的に見直すという、壮大な試みに取り組んだのである。記憶としての「出来事」は、いかにして歴史的「表象」に転位されるのか。記憶と歴史の交錯と乖離を闡明せんとするこの挑戦は、歴史学の新しい時代を告げるものとなった。日本語版は、この画期的なシリーズの方法と射程はそのままに、全3巻にまとめあげたものである。第1巻には、「フランク人とガリア人」「カトリックと反教権=世俗派」「プロテスタント」「アルザス」など、フランスの主要な政治・宗教・地理的対立に関する論考を収録した。
目次 記憶と歴史のはざまに;1 対峙する伝統(フランク人とガリア人;アンシャン・レジームと革命;カトリック教会と反教権=世俗派;フランス人と外国人);2 宗教的マイノリティ(プロテスタント―荒野の博物館;ユダヤ人―グレゴワール、ドレフュス、ドランシー、コペルニック街);3 地域の対抗(パリと地方;サン=マロ・ジュネーヴ線;アルザス―国境と記憶)
ISBN(13)、ISBN    4-00-022519-7
書誌番号 1102070846
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1102070846

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