平凡社選書 --
大崎滋生 /著   -- 平凡社 -- 2002.11 -- 20cm -- 354p

資料詳細

タイトル 音楽史の形成とメディア
シリーズ名 平凡社選書
著者名等 大崎滋生 /著  
出版 平凡社 2002.11
大きさ等 20cm 354p
分類 762
件名 音楽-歴史 , マス・メディア
要旨 鳴り響くとともに消える音の記憶は、どのように歴史の語りになっていったのか。われわれが音楽の歴史を語る時、自明の前提にしている「西洋音楽史」という歴史の語りや、特定のレパートリーが繰り返し演奏されるといった「クラシック音楽」という文化の制度は、どのように作られてきたのか。本書では、音楽の歴史は、音楽そのものではなく、音楽を記録・伝達し、再現・評価し、選択・配列する社会の技術と制度である「メディア」によって形成されたという観点から、従来の「西洋音楽史」「クラシック音楽」というパラダイムを大胆に解体してみせ、音楽史研究の新しいパースペクティヴを提示する。
目次 第1部 音楽/歴史/メディア(“芸術”とは?―受容する“芸術”と“芸術的営為”;メディアとは?;音楽とメディアのさまざまな関係について;近代の歴史はメディアによって伝えられる);第2部 ヨーロッパ“芸術”音楽と印刷楽譜メディア(記譜法の社会史;楽譜伝播のメカニズム;楽譜印刷と印刷楽譜);第3部 クラシック“音楽メニュー”はどのようにして出来上がっていったか(楽譜カタログから見えてくるもの;「叢集・全集」の意味);第4部 二〇世紀の音楽メディア革命(音楽産業;録音技術とディスク;LPとCD;音楽ビデオとLD);第5部 クラシック音楽文化の根底を成すもの(“芸術”音楽鑑賞“メニュー”はどのようにして形成されたか;音楽史は音楽メディアによって創られる)
ISBN(13)、ISBN    4-582-84218-6
書誌番号 1102072289

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
磯子 公開 Map 762 一般書 利用可 - 2028443369 iLisvirtual