飛田範夫 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2002.12 -- 23cm -- 435p

資料詳細

タイトル 日本庭園の植栽史
著者名等 飛田範夫 /著  
出版 京都大学学術出版会 2002.12
大きさ等 23cm 435p
分類 629.21
件名 庭園-日本-歴史 , 造園-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。77年京都大学大学院農学研究科博士課程退学。京都府文化財保護課等を経て、2001年より長岡造形大学デザイン学科教授。主要著書「「作庭記」からみた造園」「日本美術全集 11」「日本庭園と風景」。
内容紹介 日本庭園の植栽についての通史を完成させるとともに、植栽という新たな角度から日本庭園史を見直す書。各時代の植物、観賞のされ方、植栽・管理技術などについて、個々の庭園ではどうだったのかを多角的に検討する。
要旨 様式の変遷が中心になってきたこれまでの庭園史では、そこに植えられる樹木・草花やその植栽技術などについては、あまり語られてこなかった。しかし近年、飛鳥浄御原宮や朝倉氏遺跡、安土城など、古代から近世にかけての遺跡発掘が進み、花粉分析などの生物学・農学的なアプローチも多用されていることから、かつては文献によってしか跡づけることができなかった植栽を直接検討することが可能になった。日本庭園の源流となった海洋風形式の庭園が移入・形成された飛鳥時代・奈良時代には何が植えられていたのか?平安以降の国風文化の植栽の姿。武家の世となり、茶室に通じる露地が出現すると、何が好まれるようになったのか?そして江戸期の大規模回遊庭園の植栽は?など、時代の状況がどのように植栽を規定していったかをみていくと、日本史における精神世界の構図が、別の角度から見えていく。文化史や都市史研究にも示唆を与える。
目次 1 中国文化の影響下(奈良時代までの庭園植栽);2 寝殿造庭園の時代(平安時代の庭園植栽;鎌倉時代の庭園植栽);3 枯山水と露地の時代(室町時代の庭園植栽;安土桃山時代の庭園植栽);4 回遊式庭園と洋風庭園の時代(江戸時代の庭園植栽;明治・大正・昭和前期の庭園植栽);5 花壇・生垣・禁忌・植物名(日本の花壇;生垣の歴史;庭園植栽の禁忌;植物名の比較)
ISBN(13)、ISBN    4-87698-604-5
書誌番号 1102077991

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 629.2/155 一般書 利用可 - 2028520959 iLisvirtual
港北 公開 Map 629 一般書 利用可 - 2029298478 iLisvirtual