PHP新書 --
中嶋嶺雄 /著   -- PHP研究所 -- 2002.12 -- 18cm -- 224p

資料詳細

タイトル 「日中友好」という幻想
シリーズ名 PHP新書
著者名等 中嶋嶺雄 /著  
出版 PHP研究所 2002.12
大きさ等 18cm 224p
分類 319.1022
件名 日本-対外関係-中国-歴史-昭和時代(1945年以後)
著者紹介 1936年長野県生まれ。60年東京外国語大学卒。66年東京大学大学院国際関係論博士課程退学。専攻は国際関係論、現代中国学、アジア地域研究。東京外国語大学教授を経て、95~2001年同大学学長。現在、UMAP国際事務総長、北九州市立大学大学院教授。国際社会学者。
内容紹介 瀋陽事件、靖国参拝、歴史教科書問題…。内政干渉まがいの中国と、贖罪外交を続ける日本の惨めな構図。国交30年の歩みを振り返りながら、政府・外務省が抱える負の体質とその落とし穴を断ずる。
要旨 日中国交樹立三十周年を迎えた二〇〇二年。その華々しい友好ムードとは裏腹に、日本国内にはいまだ「嫌中感情」が根強い。瀋陽事件は日中関係の虚実をまざまざと映し出した。靖国参拝、歴史教科書、尖閣諸島問題など、内政干渉まがいの要求を突きつける中国と、漫然とふりまわされる日本外交。繰り返されるその構図は、実は一九七二年の、拙速すぎた国交正常化がもたらしたツケだったのである。いまこそ国交樹立の過程を回顧し、贖罪外交を続ける日本政府・外務省の姿勢を問い直す。
目次 プロローグ 日中三十周年で言うべきこと;第1章 「友好」の現実(「名」も「恥」もない日本外交―瀋陽事件をめぐって;日中国交三十年の大きな代償);第2章 拙速外交の陥穽―国交十周年からふり返る(活かされない日中交渉の教訓;「保利書簡」と私);第3章 中国の思惑―日中国交の国際的意味(日中関係と中国の対日政策;日中接近を促した国際環境);第4章 日中国交の舞台裏―日本国内の要因(各政党はいかに動いていたか;世論、マスコミ、経済界の動き);エピローグ 「日中友好」という名のもとに
ISBN(13)、ISBN    4-569-62516-9
書誌番号 1102078113

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 319.1/927 一般書 利用可 - 2028547148 iLisvirtual