ちくま新書 --
加藤尚武 /著   -- 筑摩書房 -- 2003.1 -- 18cm -- 222p

資料詳細

タイトル 戦争倫理学
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 加藤尚武 /著  
出版 筑摩書房 2003.1
大きさ等 18cm 222p
分類 319.8
件名 戦争
注記 文献あり
著者紹介 1937年東京都生まれ。東京大学大学院文学研究科博士課程中退。千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授などを経て、現在、鳥取環境大学学長。専門は生命倫理学、環境倫理学、応用倫理学。「哲学の使命-ヘーゲル哲学の精神と世界」で第3回和辻哲郎文化賞受賞。
内容紹介 報復戦争、憲法9条、「戦争論」、ヘーゲルなど、今知っておくべき論点を総整理し、戦争抑止への道を探る戦争倫理学の試み。戦争について冷静に考え、実りある議論をするための重要な手がかりを与えてくれる書。
要旨 九・一一以後、世界は戦争に向かって地滑りを起こしているのかもしれない。こうした状況にあって、ともすると人は、戦争が生み出す悲惨な現実に慣れてしまい、正気を失ってしまう。まやかしの議論に乗せられないためには、戦争に関する最低限の議論を知っておかなくてはならない。本書は、そうした重要論点を整理し、戦争抑止への道を探る戦争倫理学の試みだ。同時多発テロに端を発する米国の軍事行動、ロールズの原爆投下批判、憲法九条問題などが取り上げられており、いま、戦争について冷静に考え、実りある議論をするための、重要な手がかりを与えてくれる。
目次 戦争に関する正気とは何か;戦争の二種類のルール―戦争目的規制(jus ad bellum)と戦闘経過規制(jus in bello);連続テロに対する報復戦争は正当か―私の第一の反戦メイル;国家という猫には誰も鈴をつけられない―トーマス・モアの処刑とグローティウスの戦争論;アメリカの良心は「ヒロシマ」に「ノー」と言った―ロールズの原爆投下批判;ゲルニカを忘れないで―私の第二の反戦メイル;鉛の兵隊さんはどうして美しい制服を着ているのか―傭兵軍から国民軍への転換;カントの「永久平和論」;人は共和国のために命を捧げる―ヘーゲルの考えた国家と戦争の関係;戦争をした日本は有罪か―「東京裁判史観」と東京裁判の問題点〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-480-05982-2
書誌番号 1103003036

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 319.8 一般書 利用可 - 2063844740 iLisvirtual
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戸塚 公開 Map 319.8 一般書 利用可 - 2029304630 iLisvirtual
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