サロンと文学カフェから眺めた両大戦間期およびナチス体制下のウィーン --
ミーラン・ドゥブロヴィッチ /著, 鈴木隆雄 /訳   -- 水声社 -- 2003.1 -- 20cm -- 382p

資料詳細

タイトル 歴史の横領
副書名 サロンと文学カフェから眺めた両大戦間期およびナチス体制下のウィーン
著者名等 ミーラン・ドゥブロヴィッチ /著, 鈴木隆雄 /訳  
出版 水声社 2003.1
大きさ等 20cm 382p
分類 234.6
件名 ウィーン-歴史
注記 Veruntreute Geschichte./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ドゥブロヴィッチ】1903~94年。ウィーン生まれ。「ヴィーナ・アルゲマイネ・ツァイトゥング」紙の記者、30~45年まで「新ウィーン日報」文芸部門の編集を務め、戦後は53~61年まで「プレッセ」紙の編集長。ボンのオーストリア大使館文化、情報担当官を歴任。
内容紹介 「羞恥の沈黙」に閉ざされた第3帝国の忌まわしき記憶。オーストリア新聞界の重鎮がカフェやサロンでの出来事を回想しながら、帝国崩壊後の失意と混迷に陥ったウィーンと、そこに生きた人々の姿を伝える。
要旨 「羞恥の沈黙」に閉ざされた第三帝国の忌まわしき記憶。憎悪と敵意の感情に引き裂かれた破局的な情況の下、思想や信条の違いを越えて、自由な精神が躍動し、数多の運命が交錯する舞台だった「カフェ」に集う、有名無名の作家、知識人、文化人、政治家、そして市井の人々。ウィーン新聞界の重鎮が回想する「現代史」のなかの日常。
目次 第1章 帝国延命(カカーニエンの顔見世行列、あるいはあとの祭り;インフレ時代のクローネ銀貨、あるいはロッタール邸の亡霊);第2章 カフェ・ヘレンホーフ巷談(文学カフェの診断書;性の革命論者オットー・グロースからチャタレイ夫人まで ほか);第3章 ウィーン最後のサロン(ベルタ小母さん、枢密顧問官夫人ベルタ・ツッカーカンドル;バレエ界の女王グレーテ・ヴィーゼンタールの世界 ほか);第4章 ヒトラー治下のウィーンの明け暮れ(春のリング散歩;禁欲的な茶話会、あるいはルードルフ・カスナー ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-89176-483-X
書誌番号 1103004334
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103004334

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