新書y --
滝川一廣 /著, 佐藤幹夫 /聞き手・編   -- 洋泉社 -- 2003.2 -- 18cm -- 215p

資料詳細

タイトル 「こころ」はだれが壊すのか
シリーズ名 新書y
著者名等 滝川一廣 /著, 佐藤幹夫 /聞き手・編  
出版 洋泉社 2003.2
大きさ等 18cm 215p
分類 493.7
件名 精神医学
著者紹介 【滝川】1947年名古屋市生まれ。75年名古屋市立大学医学部卒業後、同精神医学教室入局。岐阜精神病院に赴任。81年名古屋市立大学医学部精神科助手。84年より名古屋児童福祉センター勤務。99年より愛知教育大学障害児教室および同治療センターの助教授を経て現在、教授。
内容紹介 「精神医学化する現代社会」にテーマを絞り、より現実の問題=現象面に光を当てる1冊。練達の精神科医が根底から問いなおす、好評の前著に続く刺激的インタヴュー第2弾。
要旨 犯罪者は「障害者」なのか。「児童虐待」は「保護」されて一件落着か。「障害」の早期治療とはなにか。教師の「こころ」はなぜ蝕まれているのか。…こうした「問題」の背後で進む、なにかにつけ医療に「お任せ」、精神医療言説に「お任せ」、あなた任せの「精神医学化」する現代社会固有の弊害は、「社会のふところを浅くする」ところにある。練達の精神科医が根底から問い直す。
目次 序章 「こころ」についていくつかのこと―フロイトの関係発達論から(前著『「こころ」はどこで壊れるか』を振り返って;フロイト「理論」の受け継ぎ方 ほか);第1章 「ふところ」を浅くする現代社会(「精神医学化」する社会―DSM再論;「問題」をなぜすぐに医療へ委ねてしまうのか ほか);第2章 「児童虐待」の語り方に異論あり(「児童虐待」の問題の概要;「逸脱」と「虐待」の距離 ほか);第3章 「学校・子ども」問題への治療的アプローチ(学校現場に「競争」は必要か;学校の競争原理とはなにか ほか);第4章 精神医療と司法―大阪・池田小事件以後(大阪・池田小の事件から;「詐病」は見抜けるのか ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-89691-702-2
書誌番号 1103007123
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103007123

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中央 書庫 493.7/1573 一般書 利用可 - 2028752361 iLisvirtual