その歴史とエコロジー -- 集英社新書 --
鳥越皓之 /著   -- 集英社 -- 2003.2 -- 18cm -- 205p

資料詳細

タイトル 花をたずねて吉野山
副書名 その歴史とエコロジー
シリーズ名 集英社新書
著者名等 鳥越皓之 /著  
出版 集英社 2003.2
大きさ等 18cm 205p
分類 291.65
件名 吉野山 , さくら(桜)
注記 文献あり
著者紹介 1944年沖縄県生まれ。東京教育大学文学部卒、同大学院文学研究科専攻修了。関西学院大学教授を経て、筑波大学社会科学系教授。「沖縄ハワイ移民一世の記録」「環境社会学の理論と実戦」「環境社会学」「柳田民俗学のフィロソフィー」など、著作多数。
内容紹介 桜の名所として有名な吉野山だが、なぜ山一面桜なのか。という素朴な疑問から始まり、お花見はいつ頃始まったかなど、「日本書紀」以来、桜とともに歩んできた日本の歴史、日本の文化の深層を探る。
要旨 今日、桜の名所として有名な吉野山だが、本来自然な山が、なぜ一面桜に覆われているのか?その理由を、吉野山が持つ意味から検証する。役小角が桜の木に刻んだと伝えられる蔵王権現。それを本尊とする金峯山寺蔵王堂は吉野山岳信仰の修験道の聖地である。他方、吉野山は、国政上の敗者が逃げ込んだ山でもあり、また天皇行幸の場、仏教修行の場としても重要な意味をもっていた。…いつ頃から、だれが、なんのために植えて、桜の山になったのか?お花見はいつ頃から始まったのか?『日本書紀』以来、桜とともに歩んできた日本の歴史、日本の文化の深層を探る。それらの分析を通じて、あわせて、日本の自然環境保護運動・環境NPOの原点を求める。
目次 1 吉野山はどうして一面の桜の山になったのか―古代から中世へ(吉野山の象徴世界;花をささげる行為;吉野山を桜の山に);2 吉野山の桜を保全する力―近世から現代へ(観光名所・吉野山の登場;桜保全のNPO);終章 人が自然に介入しつづけた意味―自然環境保全とは
ISBN(13)、ISBN    4-08-720182-1
書誌番号 1103009997

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 291.6 一般書 利用可 - 2027541405 iLisvirtual
公開 Map 291.6 一般書 利用可 - 2028891418 iLisvirtual
山内 公開 Map 291.6 一般書 利用可 - 2028773296 iLisvirtual
都筑 公開 Map 291.6 一般書 利用可 - 2029066666 iLisvirtual