鈴木日出男 /著   -- 東京大学出版会 -- 2003.2 -- 22cm -- 1157p

資料詳細

タイトル 源氏物語虚構論
著者名等 鈴木日出男 /著  
出版 東京大学出版会 2003.2
大きさ等 22cm 1157p
分類 913.36
著者紹介 1938年青森市生まれ。東京大学大学院博士課程中退。東京学芸大学、成城大学、東京大学教授を経て、現在、成蹊大学文学部教授、東京大学名誉教授。
内容紹介 「源氏物語」本文の厳密な解釈を前提に、物語としての虚構の機構にわけ入り、その作品の本質に迫る。とりわけ、古代の習俗を本文から帰納しつつ、光源氏の特殊性に注目しながら、逆に物語としての普遍性をとらえる。
要旨 『源氏物語』では、光源氏という特殊で非現実的な人物を創造することが虚構の要となり、そのことによって物語の世界がかえって、人間や人間世界の真相を鮮やかに浮かびあがらせることになる。光源氏という人物の光明と暗翳を通して、物語は人間の心の普遍の心の形姿をつくり出している。したがって、光源氏を主軸とする虚構のしくみを分析することが、この作品の解釈の要となるとみられるのである。
目次 第1篇 物語虚構論;第2篇 物語の初期;第3篇 物語の長編化;第4篇 六条院物語の形成;第5篇 『源氏物語』の内と外;第6篇 光源氏晩年の物語;第7篇 宇治十帖展望
ISBN(13)、ISBN    4-13-080065-5
書誌番号 1103010664

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 913.3/327 一般書 利用可 - 2028804507 iLisvirtual