民主主義の前進 -- 新版 --
ジャワーハールラル・ネール /〔著〕, 大山聰 /訳   -- みすず書房 -- 2003.2 -- 20cm -- 229p

資料詳細

タイトル 父が子に語る世界歴史 5
各巻タイトル 民主主義の前進
版情報 新版
著者名等 ジャワーハールラル・ネール /〔著〕, 大山聰 /訳  
出版 みすず書房 2003.2
大きさ等 20cm 229p
分類 209
件名 世界史
注記 Glimpses of world history./の翻訳
著者紹介 【ネルー】1889年~1964年。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国支配に抵抗、45年までに下獄9回。47年の独立とともに首相、外相および連邦関係相を兼ねた。主な著書「自叙伝」「インドの発見」ほか。
内容紹介 1930年代前半、インド独立闘争のさなかに、インドの数か所の刑務所内で執筆された娘への手紙。本巻は、“進歩”という近代の観念に彩られた19世紀を透徹した洞察力で見抜き、厚みと含蓄に富んだ歴史として語る。
要旨 19世紀になって、ダーウィンを筆頭とする科学の発達が、はじめてキリスト教会の権威に打ち勝った。それは、ドイツ、フランス、イギリスに、期せずして偉大な「思想家」たちが誕生した時代でもある。まるで、無数の水滴がひとつの「歴史」という大河に合流するかのように、19世紀は、一方で経済を基盤にした帝国主義を発展させ、他方で、民主主義を大きく前進させた。そこで視野に入ってくるのは、イギリスが繁栄を謳歌したヴィクトリア時代であり、カール・マルクスにはじまる社会主義の黎明であり、アメリカの南北戦争であり、アイルランド自治独立問題の先鋭化である。しかしネルーは、「民主主義」なるもののはらむ複雑な問題点と限界を、透徹した洞察力で見抜き、けっして見逃さない。20世紀に突入する直前の時代が、厚みと含蓄に富んだ歴史として、ふたたび語られる。
目次 回顧;イラン文化の伝統;ペルシアの帝国主義と民族主義;一八四八年のヨーロッパ;イタリアの統一と独立;ドイツの勃興;大思想家たち;ダーウィンと科学の勝利;民主主義の前進;社会主義の黎明〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-622-08015-X
書誌番号 1103012666

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中央 書庫 209/165/5 一般書 利用可 - 2028877016 iLisvirtual