木村紀子 /著   -- 平凡社 -- 2003.3 -- 22cm -- 326,16p

資料詳細

タイトル 古層日本語の融合構造
著者名等 木村紀子 /著  
出版 平凡社 2003.3
大きさ等 22cm 326,16p
分類 810.23
件名 古語
注記 索引あり
著者紹介 1943年愛媛県出身。奈良大学教授。
内容紹介 同義異音語のおびただしい存在は、多元的な声の重層する古層日本語の世界を証している。記紀万葉や伝承歌謡など古代言語資料を精細に読み解き、単一民族・単一言語神話の対極から古層日本語の生成に迫る。
要旨 日本語は複数の異言語の混淆・融合になる。たとえば、クフ・ヲス・ハム(食)といった同義異音語のおびただしい存在は、「五月蝿(さばえ)なす」多元的な声の重層する古層日本語の世界を証している―記紀万葉や伝承歌謡など古代言語資料を精細に読み解き、単一民族・単一言語神話の対極から古層日本語の生成に迫る。
目次 1 神話記号にみる融合構造(「わたつみ」「さいはら」の母声伝承;「葦原中国」語彙の伝承;スメロキ(木神)たちの「言向け」と統辞);2 声による伝承の古層(音の共感と擬声;さいばら言葉の京ぶり;稲作語源誌;古代語の中の“むし”;古代光感覚と声の構造;万葉歌語の「タマ‐」の世界)
ISBN(13)、ISBN    4-582-40328-X
書誌番号 1103016585

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 810.2/57 一般書 利用可 - 2028910862 iLisvirtual