青弓社ライブラリー --
大野正和 /著   -- 青弓社 -- 2003.3 -- 19cm -- 200p

資料詳細

タイトル 過労死・過労自殺の心理と職場
シリーズ名 青弓社ライブラリー
著者名等 大野正和 /著  
出版 青弓社 2003.3
大きさ等 19cm 200p
分類 366.99
件名 労働災害 , 疲労 , 急性死 , 自殺
著者紹介 1959年兵庫県生まれ。神戸大学経済学部卒業後、企業業務などを経て、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は仕事論、仕事心理学。現在、三重短期大学、大阪経済法科大学、京都経済短期大学などで非常勤講師。著書に「〈自由-社会〉主義の政治学」。
内容紹介 なぜ、死にいたるまで働くのか。日本人に多いメランコリー親和性と日本式労働の関係を明らかにし、不況下の労働の質的変化によるストレスの増加と、中高年のリストラにともなう若年層の過労の実態を解明する。
要旨 なぜ、死にいたるまで働くのか。強制によるものなのか、自発的な意志に従った結果なのか。労働の質的な変化にともなって仕事を至上とする社会的な要請が崩壊し、日本的な仕事倫理を死守することはもはや有効に作動しなくなっている。それでもなお、強制と自発とがないまぜになった心性に突き動かされ死を賭して働きつづける。旧来の日本型労務管理システム論や長時間労働説の限界性を突破して、まじめで責任感が強く他者に気を遣う「メランコリー親和型性格」が、責任境界が曖昧な「柔軟な職務構造」に組み込まれている実態こそが真の原因だと指摘する。“心理”と“職場”の相互関連を読み解き、自己と他者との能動的な関係構築を提言する。
目次 第1章 過労死・過労自殺の“研究”(総理の過労死;過労死の社会問題化 ほか);第2章 過労死・過労自殺の“心理”(強制と自発のあいだ;他者への配慮―頼まれると断れない ほか);第3章 過労死・過労自殺の“職場”(仕事における人的要素;気配りと助け合い ほか);第4章 過労死・過労自殺と“自分”(“失われた十年”;職場集団性の回復は可能か? ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7872-3211-8
書誌番号 1103016966

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