環境と両立した農業と健康な食事を求めて -- 農政研究センター国際部会リポート --
バーツラフ・スミル /著, 逸見謙三 /訳, 柳澤和夫 /訳   -- 食料・農業政策研究センター -- 2003.2 -- 22cm -- 34,389p

資料詳細

タイトル 世界を養う
副書名 環境と両立した農業と健康な食事を求めて
シリーズ名 農政研究センター国際部会リポート
著者名等 バーツラフ・スミル /著, 逸見謙三 /訳, 柳澤和夫 /訳  
出版 食料・農業政策研究センター 2003.2
大きさ等 22cm 34,389p
分類 611.3
件名 食糧問題
注記 Feeding the world./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【スミル】1943年チェコ・ピルゼン生まれ。65年プラハのカロリナム大学卒。68年チェコ動乱後、アメリカ合衆国に移住。72年以降、カナダのマニトバ大学教授。エネルギー・農業・環境問題専攻。
内容紹介 世界の食料需給の将来についての悲観論と楽観論を吟味し、利用可能な実証的データに基づいて、関係する自然科学的・社会科学的な条件を検討。世界の食料や環境の問題に関して、科学的でバランスのとれた研究書。
要旨 この本は、21世紀の中頃までに100億人に達しているだろう地球の住人を、“いかにして最もよく養うことができるか”という疑問に向けられている。バーツラフ・スミルは、人間の創意工夫が、生物圏の本来の姿を修復できないほど損傷することなく、すべての人々の健康で活気のある生活を支えるために十分な食料を生産することができるかどうかを問うている。この本は、農業から収穫後の損失や加工、食べたり、食べ残したりするまでの完全な食料循環を考慮しているという点で、世界の食料事情に関するその他の本とは異なっている。科学的手法をとっているスミルは、広範に及ぶ飢餓が切迫しているという破局論者の見解も、また大きな人口は人間の無限の相違工夫の源であるとして歓迎している「豊穣の角」信奉者の見解も支持していない。彼は、いかにしてわれわれは現存する資源をよりいっそう効果的に利用することができるかを示しており、そして、もしわれわれが農業の効率を上げ、廃棄物を減らし、食事を健康的なものに変えていくならば、将来の必要量は、われわれが予期しているほどの大きなものではないことを示唆している。
目次 第1章 憂慮すべき理由;第2章 食料生産基盤の評価;第3章 環境の変化と農業生態系;第4章 作物栽培効率向上の機会;第5章 動物性食料生産の合理化;第6章 収穫物の消費;第7章 われわれはどれほどの食料が必要か?;第8章 最適な食事を求めて;第9章 中国は国民を扶養できるか?
ISBN(13)、ISBN    4-540-02206-7
書誌番号 1103017834

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 611.3 一般書 利用可 - 2028915090 iLisvirtual