ヨーロッパ文化のなかの「あいまいな存在」の歴史 --
パトリック・グライユ /著, 吉田春美 /訳   -- 原書房 -- 2003.3 -- 20cm -- 244p

資料詳細

タイトル 両性具有
副書名 ヨーロッパ文化のなかの「あいまいな存在」の歴史
著者名等 パトリック・グライユ /著, 吉田春美 /訳  
出版 原書房 2003.3
大きさ等 20cm 244p
分類 230.5
件名 西洋史-近代 ,
注記 Les hermaphrodites./の翻訳
著者紹介 【グライユ】パリ・ウェスレヤン大学教員。啓蒙の世紀について“欄外”とされている部分を研究し、「18世紀の奇形の概念、知と幻想」で博士論文の公開口述審査を受けた。
内容紹介 文学、芸術、医学の分野で強い関心をもたれた「半陰陽なる者たち」。17、18世紀という時代は、この存在をめぐってどのように揺れ動いてきたのか。当時の膨大な資料をひもときながら克明に描くヨーロッパ精神史。
要旨 「理想の体現」か、「冒涜的存在」か?文学、芸術、医学などそれぞれの分野で強い関心をもたれた「半陰陽なる者たち」。17、18世紀という時代は、この存在をめぐってどのように揺れ動いてきたのか。当時の文学・芸術・医学の膨大な資料をひもときながら克明に描く“薄明かり”のなかのヨーロッパ精神史。
目次 1 作り話(サルマキスとヘルマフロディトス、あるいは恋の情熱;イヴのいないアダム、あるいは自己充足;アウステル人とメガミクル、あるいは空想物語);2 医療の確立(有無を言わせぬ明快さ;乗り越えがたいあいまいさ;夢の可能性);3 審問(暴かれた古い歴史;マルシス、ダプルモン、ラファネル、マロールの裁判;「アンヌ=ジャン=バティスト」・グランジャン)
ISBN(13)、ISBN    4-562-03629-X
書誌番号 1103020494
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103020494

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中央 書庫 230.5/27 一般書 利用可 - 2029082971 iLisvirtual