ナショナリズムから近代中国をみる -- 世界歴史選書 --
吉澤誠一郎 /著   -- 岩波書店 -- 2003.3 -- 20cm -- 229,25p

資料詳細

タイトル 愛国主義の創成
副書名 ナショナリズムから近代中国をみる
シリーズ名 世界歴史選書
著者名等 吉澤誠一郎 /著  
出版 岩波書店 2003.3
大きさ等 20cm 229,25p
分類 311.3
件名 ナショナリズム-中国
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1968年生まれ。中国近現代史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教授。主要著書・論文「天津の近代-清末都市における政治文化と社会統合」「清末の都市と風俗-天津史のばあい」。
内容紹介 国を愛し国民の団結を叫ぶ思想運動は、いかにして形成されたのか。20世紀初頭の中国を題材に、海外移民と人種主義、地理概念と歴史認識、愛国者の死と追悼など多様な視角から、愛国主義の光と陰を読み解く。
要旨 ナショナリズムは、近代世界を覆った最大の事象のひとつである。その力は、わたしたちが生きる現代にも、なお強い影響を与え続けている。清朝統治体制の再編と、外国勢力の介入に揺れる二〇世紀初頭の中国。やがて革命へと展開する激動の時代に、国を愛し団結することを訴える思想運動は、いかにして形成されたのか。海外移民と人種主義、都市秩序と国家意識、地理概念と歴史認識、身体と文明化、愛国者の死と追悼、などの多様な視角から、愛国主義の“光”と“影”をよみとく。ナショナリズムの文化=社会史。
目次 はじめに―梁啓超のアメリカ紀行;第1章 愛国主義の歴史的位相;第2章 同胞のために団結する―反アメリカ運動(一九〇五年);第3章 中国の一体性を追求する―地図と歴史叙述;第4章 辮髪を剪る―尚武と文明への志向;第5章 愛国ゆえに死す―政治運動における死とその追悼;終章 愛国主義の論じかた
ISBN(13)、ISBN    4-00-026843-0
書誌番号 1103022817
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103022817

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