金井清一 /著   -- 有斐閣 -- 2003.4 -- 22cm -- 281p

資料詳細

タイトル 萬葉集全注 巻第9
著者名等 金井清一 /著  
出版 有斐閣 2003.4
大きさ等 22cm 281p
分類 911.124
著者紹介 1931年埼玉県生まれ。57年東京大学文学部卒。現在、京都産業大学名誉教授。
内容紹介 戦後の学界に育った学徒16名による、最も新しい書き下ろし注釈書の決定版。本巻は、雑歌・相聞・挽歌の三大部立のみから成る唯一の歌巻である巻九。注釈の後半には、広瀬本の校合によって得た知見を掲載。
要旨 巻九は、雑歌・相聞・挽歌の三大部立のみから成る唯一の歌巻。柿本人麻呂歌集と高橋虫麻呂歌集を主軸に旅の歌を多く収める。人麻呂の歌は伸びやかにリラックスして旅の情趣を楽しむ佳品が多く、虫麻呂は長歌を以て桜花爛漫の景観、秋風落莫の好景を歌い、渾身の力を込めて伝説の主人公を躍動させる。異色の一巻である。
目次 雑歌(泊瀬の朝倉の宮に御宇めしし大泊瀬幼武天皇の御製歌一首(一六六四);岡本の宮に御宇めしし天皇紀伊国に幸す時の歌二首(一六六五・一六六六);大宝元年辛丑の冬十月、太上天皇大行天皇紀伊国に幸す時の歌十三首(一六六七~一六七九) ほか);相聞(振田向宿祢の筑紫国に退る時の歌一首(一七六六);抜気大首の筑紫に任けらえし時に、豊前国の娘子紐児を娶きて作る三首(一七六七~一七六九);大神大夫、長門守に任けらえし時に、三輪の川辺に集ひて宴する歌二首(一七七〇、一七七一) ほか);挽歌(宇治若郎子の宮所の歌一首(一七九五);紀伊国にして作る歌四首(一七六九~一七九九);足柄の坂を過ぐるに死人を見て作る歌一首(一八〇〇) ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-641-07139-X
書誌番号 1103031647
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103031647

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