不干渉と宥和 -- Minerva西洋史ライブラリー --
渡辺和行 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2003.4 -- 22cm -- 336,5p

資料詳細

タイトル フランス人とスペイン内戦
副書名 不干渉と宥和
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー
著者名等 渡辺和行 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2003.4
大きさ等 22cm 336,5p
分類 319.35
件名 フランス-対外関係-スペイン-歴史 , スペイン内乱
注記 索引あり
著者紹介 1952年岐阜県生まれ。78年京都大学法学部卒。83年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、奈良女子大学文学部教授。
内容紹介 ファシズムと反ファシズムが激突したスペイン内戦に対して、時のフランス左翼政府はなにゆえに不干渉を決議したのか。その政策の起源と背景を解明し、反共平和という宥和現象のコアが誕生したことを明らかにする。
要旨 ピカソの「ゲルニカ」やロバート・キャパの写真で有名なスペイン内戦。この内戦に勝利したのは、ヒトラーとムッソリーニに支援されたフランコ派であった。独伊の介入がフランコの勝因であるのに対して、共和派の敗因として槍玉に挙げられたのが不干渉政策である。その不干渉を提議したのは、フランス人民戦線内閣であった。ファシズムと反ファシズムが激突したスペイン内戦に対して、時のフランス左翼政府はなにゆえに不干渉を決議し、結果的にスペイン左翼を「見殺し」にしたのだろうか。本書では、不干渉政策の起源と背景を政策決定中枢の動向から解明し、ついで不干渉政策に対する政治・社会集団の意見を検討することで、反共平和という宥和現象のコアが誕生したことを明らかにする。
目次 ブルム内閣とスペイン内戦;第1部 不干渉政策の決定過程(政策決定の機関;政策決定の過程;不干渉の起源と背景);第2部 不干渉とフランス世論(歴史のなかの世論;左翼政治集団の意見の形状;右翼政治集団の意見の形状;社会集団の意見の形状);外交における理想と現実
ISBN(13)、ISBN    4-623-03768-1
書誌番号 1103033004
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103033004

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