中国・植林プロジェクトの10年 --
高見邦雄 /著   -- 日本経済新聞社 -- 2003.5 -- 20cm -- 280p

資料詳細

タイトル ぼくらの村にアンズが実った
副書名 中国・植林プロジェクトの10年
著者名等 高見邦雄 /著  
出版 日本経済新聞社 2003.5
大きさ等 20cm 280p
分類 653.4
件名 造林 , 技術援助(日本)-中国
著者紹介 1948年鳥取県生まれ。70年東京大学中退。その後、日中の民間交流活動に従事。92年NGO「緑の地球ネットワーク」設立に参加し、94年から事務局長。毎年中国・山西省の農村に滞在して植林活動を行っている。99年からメールマガジン「黄土高原だより」を発信。
内容紹介 日本人による国際協力の成功例として注目を集める中国・植林プロジェクトの中心人物が、現地の村人や日本人ボランティアとともに黄色い大地に森を蘇らせるまでの苦難の日々を綴った感動のヒューマン・ドキュメント。
要旨 中国西北部に広がる黄土高原は、年間降水量たった400ミリ前後。毎年のように旱魃に襲われ、中国でもっとも貧しい地域の一つだ。深刻な水不足に悩むこの地で、少しでも沙漠化を食い止めようと、木を植えつづける日本人がいる。その一人が高見邦雄―NGO「緑の地球ネットワーク」の事務局長である。資金ゼロからNGOを立ち上げたものの、反日感情の強い村人から「日本鬼子!」とののしられ、ようやく根付いた苗木はノウサギの食害やアブラムシの大発生によって全滅してしまう。ことなかれ主義の共産党幹部とは大ゲンカ。失敗、また失敗の連続。だが、やがて中国でも日本でも、少しずつ仲間がふえてきた。そしていま、このプロジェクトは「大地に木を植えるだけでなく、人の心に木を植えている」と日中両国で多くの人の心を動かしはじめている。日本人による国際協力の成功例として注目を集める中国・植林プロジェクトの中心人物が、現地の村人や日本人ボランティアとともに黄色い大地に森をよみがえらせるまでの苦難の日々を感動の筆致でつづったヒューマン・ドキュメント。
目次 第1章 なんというところにきたんだ!;第2章 大地の上を砂が舞う;第3章 結果がでるには時間がかかる;第4章 「問題があれば自分が責任をとる」;第5章 黄土高原のお皿の構造;第6章 日本の専門家の参加;第7章 異質なものとして混じる;第8章 やっとみえはじめた成果;第9章 豊かさってなんだろう;第10章 植えるだけが緑化ではない;第11章 あらためて、中国の水問題
ISBN(13)、ISBN    4-532-16441-9
書誌番号 1103036576
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103036576

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