文春新書 --
清水美和 /著   -- 文藝春秋 -- 2003.5 -- 18cm -- 230p

資料詳細

タイトル 中国はなぜ「反日」になったか
シリーズ名 文春新書
著者名等 清水美和 /著  
出版 文藝春秋 2003.5
大きさ等 18cm 230p
分類 319.2201
件名 中国-対外関係-日本
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1953年名古屋市生まれ。京都大学経済学部卒。中日新聞社入社、三重総局、東京社会部、特別報道部を経て、北京語源学院で語学研修。その後、香港特派員、北京特派員、米コロンビア大学客員研究員等を歴任、2001年まで中国総局長。02年より東京新聞編集委員。
内容紹介 日本に潘陽領事館問題のしこりがあれば、中国には靖国問題、歴史問題の反日の狼煙。1972年国交回復以来、親愛と憎悪の間を大きく揺れ動いてきた日本と中国の関係を、歴史の遠近法で検証する。
要旨 中国が「反日」姿勢を鮮明にしたのは、たかだか十数年、江沢民が実権を握ってからに過ぎない―。一九七二年の国交回復以来、親愛と憎悪の間を大きく揺れ動いてきた日本と中国の関係を、歴史の遠近法で検証してみると、なぜ中国側が首相の靖国参拝を問題とし、繰り返し「歴史問題」を取り上げて謝罪を要求するのかが明確になる。全土を覆うかにみえる「反日」は、中国側が仕掛けた戦略なのだ。
目次 序章 国交三十年の風景;第1章 歴史問題をめぐる中国指導部の矛盾―江沢民訪日の教訓;第2章 「日本人民を刺激すべきでない」―歴史問題で修正図った朱鎔基訪日;第3章 「皇軍に感謝する」―毛沢東・周恩来の対日戦略;第4章 「迷惑」か「謝罪」か―日中国交正常化の限界;第5章 歴史問題の浮上―「反覇権」外交の転換;第6章 天安門事件の衝撃―日本への再評価;第7章 江沢民体制と愛国主義の鼓舞―日中の相互反発;第8章 「善意をもって隣国に対処する」―胡錦涛政権と歴史問題;終章 歴史問題はどこへ行く
ISBN(13)、ISBN    4-16-660319-1
書誌番号 1103036608
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103036608

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中央 書庫 319.2/522 一般書 利用可 - 2030406845 iLisvirtual