卑弥呼が使った言葉を推理する --
安本美典 /著   -- 勉誠出版 -- 2003.6 -- 22cm -- 362p

資料詳細

タイトル 「倭人語」の解読
副書名 卑弥呼が使った言葉を推理する 推理・古代日本語の謎
著者名等 安本美典 /著  
出版 勉誠出版 2003.6
大きさ等 22cm 362p
分類 810.23
件名 日本語-歴史-古代
注記 文献あり
著者紹介 1934年中国東北生まれ。京都大学文学部卒。現在、産能大学教授。「季刊邪馬台国」編集責任者。専攻は日本古代史、言語学、心理学。
内容紹介 「卑弥呼」とは、「日御子」か、「姫児」か、「姫命の略」なのか。「魏志倭人伝」にあらわれる「倭人語」のすべてを、当時の中国音に基づき、初めて「万葉仮名の読み方」の原理で解読する。
要旨 「卑弥呼」は新井白石が説くように、「日御子(ひみこ)」をあらわすのか。本居宣長、内藤湖南、坂本太郎などが説くように、「姫児(ひめこ)」「姫子(ひめこ)」なのか。松下見林、白鳥庫吉らの説くように、「姫命(ひめみこと)」の略なのか。『魏志倭人伝』にあらわれる「倭人語」を、当時の中国音にもとづき、「万葉仮名の読み方」の原理で解読すると、卑弥呼たちは、はっきりと、日本語の一種いえるものを話していたことになる。『魏志倭人伝』のなかに記されている「倭人語」は、さかのぼりうる最古の日本語である。いま、解明の方法が整い、千七百年まえの原始日本語の姿が明らかにされた。
目次 プロローグ 弥生時代の「ハイ」「イエス」―うけこたえの声、「噫」は、どんな音をうつしたのか?;第1章 「倭人語」入門―「不弥」は、「宇美」と読めるのか?;第2章 鍵は「万葉仮名」にある―どのような手続きで読むのか?;第3章 「卑弥呼」は「ひみこ」と読めるのか―「日御子」か、「姫子」か、「姫命」か?;第4章 浮かびあがる「邪馬台国」―「邪馬台国」と「大和朝廷」との関係は?;第5章 地名と人口から見た倭人の国々―「投馬国」はどこか?「華奴蘇奴国」とは?;第6章 解読についての討論―これまでの読み方の妥当性は?;第7章 新釈「倭人伝」―「長大」の意味は?「仮授」とは?
ISBN(13)、ISBN    4-585-05122-8
書誌番号 1103037270
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103037270

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