小池裕子 /編, 松井正文 /編   -- 東京大学出版会 -- 2003.5 -- 22cm -- 299p

資料詳細

タイトル 保全遺伝学
著者名等 小池裕子 /編, 松井正文 /編  
出版 東京大学出版会 2003.5
大きさ等 22cm 299p
分類 467
件名 遺伝学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【小池】1947年生まれ。75年東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。主要著書「考古学と人類学」「環境と人類-自然の中に歴史を読む」。
内容紹介 環境省が立ち上げた遺伝的多様性プロジェクトの成果をまとめたもの。保全遺伝学の概要と役割、方法論、野生動物の保全の実際などを通して課題を提示、「遺伝子レベルの多様性」保全の重要性のための理論づけを行う。
要旨 本書は3部構成になっている。第1部では、第1章において生物多様性における保全遺伝学の役割を示し、第2章では生物進化からみた保全遺伝学の課題にどう対処するかを論じ、第3章では種内多型からみたその課題を列挙し、保全遺伝学の意義づけを示そうと試みた。また、第4章では、国際的見地を含めた、いくつかの遺伝的多様性保全プロジェクトを紹介した。第2部では、染色体レベル、タンパク質レベル、DNAレベルから、それぞれ保全遺伝子の方法を概説し、さらに野外でのサンプリング法についてもふれた。バイオテクノロジーの専門書はすでに多数出版されているので、ここでは野生動物を対象とした分析法にできるだけ的を絞って、基本的な留意事項を紹介するよう心がけた。第3部では、大型哺乳類から昆虫まで、プロジェクトの研究成果を中心に野生動物の保全の実際を紹介した。
目次 1 保全遺伝学とはなにか(生物多様性と保全遺伝学;生物進化と保全遺伝学;種内多型と保全遺伝学 ほか);2 保全遺伝学の方法論(染色体レベルの研究法;タンパク質レベルの研究法;DNAレベルの研究法 ほか);3 野生動物の保全遺伝学(大型・中型哺乳類;小型哺乳類;海生哺乳類 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-13-060213-6
書誌番号 1103038857
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103038857

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 467 一般書 利用可 - 2029495265 iLisvirtual