スターンの文学世界 --
泉谷治 /著   -- 法政大学出版局 -- 2003.5 -- 20cm -- 233,9p

資料詳細

タイトル 愚者と遊び
副書名 スターンの文学世界
著者名等 泉谷治 /著  
出版 法政大学出版局 2003.5
大きさ等 20cm 233,9p
分類 930.28
個人件名 スターン,ローレンス
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1934年青森県生まれ。東京大学文学部を経て、62年同大学院修士課程終了。現在、法政大学文学部教授。著書「イギリスの諷刺小説」、訳書D.デフォー「疫病流行記」、B・マンデヴィル「蜂の寓話」「続・蜂の寓話」。
内容紹介 スターンの「トリストラム・シャンディ」「センチメンタル・ジャーニー」に関する論文集。作品論および作品へアプローチする方法論を展開。愚者論を根底に、スターン文学の特異な世界を新たな側面から照射する。
要旨 本書はスターンの作品論であるとともに、作品にアプローチする方法論でもあり、両者は表裏一体をなしている。二十世紀の革新的な文学作品の祖『トリストラム・シャンディ』論においては、作品世界の土台と考えられる愚者の遊びをもとに、経験論、現象学、マルクス主義、レトリック、フォーマリズム、身体論…を援用しながら、作品の構成、時間、身体などを論じる。さらに後篇に収めた「センチメンタル」流行の源『センチメンタル・ジャーニー』論はその延長線上にあり、総体的に、スターン文学の特異な世界を新たな側面から照射したものである。
目次 プロローグ 伝記についての覚え書き―スターンからトリストラム・シャンディ・ヨリックへの展開;愚者の遊びの軌跡;『トリストラム・シャンディ』における時間とレトリック;身体の遊びと観念連合(ジョン・ロックの『人間知性論』から見た『トリストラム・シャンディ』;ジョン・ロックの『人間知性論』から見た『トリストラム・シャンディ』);エピローグ 愚者の遊びと神―『センチメンタル・ジャーニー』論
ISBN(13)、ISBN    4-588-49022-2
書誌番号 1103041216

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 930.2/1876 一般書 利用可 - 2029557260 iLisvirtual