鈴木国弘 /著   -- 吉川弘文館 -- 2003.7 -- 22cm -- 340,15p

資料詳細

タイトル 日本中世の私戦世界と親族
著者名等 鈴木国弘 /著  
出版 吉川弘文館 2003.7
大きさ等 22cm 340,15p
分類 210.4
件名 日本-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1937年東京生まれ。61年日本大学文学部卒。現在、日本大学文理学部教授。主要著書・論文「在地領主制」「日本家族史-古代から現代へ-」「中世前期の家族=親族形態とその意義」「中世前期親族論序説」。
内容紹介 法による保護がほとんど得られなかった中世では、自力救済の一形態として私戦が行われた。情報収集の人的ネットワークなど自力救済世界の歴史的特徴を具体的に解明。私戦が公戦へ変わる道筋と親族組織の実態を探る。
要旨 法による保護がほとんど得られなかった中世では、自力救済の一形態として私戦が行われた。情報収集の人的ネットワークなど自力救済世界の歴史的特徴を具体的に解明。私戦が公戦へと変わる道筋と親族組織の実態を探る。
目次 「私戦世界」の基本概念について―自力救済論の検討から;第1編 中世武士論における公戦と私戦(中世武士論の研究史と問題の所在―「領主制」論再検討の視角から;東国武士団の「社会」と鎌倉幕府―「もののふの道」「つはものの道」展開史論;鎌倉前期・中央政変の動向と地域社会の展開―自力救済世界から見た「建保の乱」の意義について);第2編 伝記史料に見る私戦世界の動向(鎌倉幕府草創期における私戦世界と地域社会―妙本寺本『曽我物語』の分析から;東国山間村落の開発と「縁者」の世界―『熊谷家伝記』の検討);第3編 「縁者」「一家」世界の展開と中世国家(庄郷「領域」の歴史的性格と中世国家―「在所」論の観点から;中世東国国家の形成と武家「王権」の展開―梵舜本『諏訪大明神絵詩』の分析を中心として;オヤ・コ研究の現状と「縁のネットワーク」論の関係―最広義の自力救済世界=私戦世界の展開形態との関連において)
ISBN(13)、ISBN    4-642-02825-0
書誌番号 1103050209

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.4/1108 一般書 利用可 - 2029761399 iLisvirtual