認識の監獄 --
ヴォルフガング・ブランケンブルク /編, 山岸洋 /共訳, 野間俊一 /共訳, 和田信 /共訳   -- 学樹書院 -- 2003.7 -- 21cm -- 168p

資料詳細

タイトル 妄想とパースペクティヴ性
副書名 認識の監獄
著者名等 ヴォルフガング・ブランケンブルク /編, 山岸洋 /共訳, 野間俊一 /共訳, 和田信 /共訳  
出版 学樹書院 2003.7
大きさ等 21cm 168p
分類 493.76
件名 妄想
注記 Wahn und Perspektivita¨t./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ブランケンブルク】1928~2002年。元マールブルク大学精神科主任教授。93年に退官。L.ビンスヴァンガーの現存在分析的研究を継承し、20世紀後半の現象学的・人間学的な精神病理学研究の第一人者として活躍。主著「自明性の喪失」。
内容 内容: パースペクティヴ性と妄想   ヴォルフガング・ブランケンブルク著 ; 和田信, 山岸洋訳
内容紹介 先年没した精神病理学の碩学・ブランケンブルク。本書は、彼のもとに結集したドイツ語圏の主要な精神病理学者たちが、「パースペクティヴ性」という新たな概念を援用しながら「妄想」の解明を試みた記念碑的論文集。
要旨 本書は、編者のもとに結集したドイツ語圏の主要な精神病理学者たちが、「パースペクティヴ性」という新たな概念を援用しながら「妄想」の解明を試みた記念碑的論文集である。パースペクティヴの可能性や能力は妄想においてどのように損なわれているのか、そしてこのことは妄想体験を理解する際にどのような意味をもっているのか、さらには妄想的でない関係はいかにして成立可能なのか、といった問題に迫る。
目次 パースペクティヴ性と妄想;人間的な営為としての出会い、出会いの障害としての妄想―パースペクティヴ引き受けの精神病理;パースペクティヴ性の病理;変容した覚醒意識状態としての妄想;妄想と自己―獣化妄想の例に見られた自己像の一次元的な歪み;同一性理論から見たメランコリー性妄想;精神療法の観点から見た妄想;相互作用的現象としての妄想;妄想治療の現存在分析的側面と精神薬理学的側面―完全に対立するかに見える二つの治療法の接近へ向けて;結語 パースペクティヴ性vs.パースペクティヴ主義―パースペクティヴ可動性不足の病理からその治療へ
ISBN(13)、ISBN    4-906502-26-1
書誌番号 1103050352
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103050352

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 493.7/3153 一般書 利用可 - 2029777520 iLisvirtual