可逆性 -- 現代思想の冒険者たちselect --
鷲田清一 /著   -- 講談社 -- 2003.7 -- 19cm -- 341p

資料詳細

タイトル メルロ=ポンティ
副書名 可逆性
シリーズ名 現代思想の冒険者たちselect
著者名等 鷲田清一 /著  
出版 講談社 2003.7
大きさ等 19cm 341p
分類 135.5
個人件名 メルロー・ポンティ モーリス
注記 並列タイトル:Maurice Merleau-Ponty
注記 1997年刊の新装版
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1949年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、大阪大学教授。専攻は臨床哲学。主著に「モードの迷宮」「人称と行為」「現象学の視線」「顔の現象学」「じぶん-この不思議な存在」など。
内容紹介 後期フッサールの影響を受け、現象学的思考を展開し、第2次大戦直後の実存主義と、60年代に始まる構造主義とをつなぐ重要な役割を果たしたメルロ=ポンティ。その思想と人間ドラマを説いた1冊。
要旨 手袋を裏返すと、指先の何もなかった空間に裏返された手袋が存在する。つまり手袋の意味は、手袋の表裏が密着した折り返し点に生成している。あらゆる物事は、内と外が接し織りなす、リヴァーシブルな「襞」にしか存在しないのだ―。これがメルロ=ポンティの「可逆性」である。意識でも物体でもない存在として人間をとらえる「両義性」の思考を、両者の相互交流という視点から深めることで到達したこの考え方により、存在論のあらたな地平は切り拓かれた。そして哲学的反省は閉じた系として完結することを禁じられ、現象学のアクチュアリティは無限に拡大する。
目次 プロローグ 現象学の地平へ;第1章 構造―「行動」の研究;第2章 運動―「身体」の現象学;第3章 スティル―「変換」の現象学;第4章 偏差―「隔たり」の現象学;第5章 可逆性―「肉」の存在論;エピローグ 現象学の臨界点
ISBN(13)、ISBN    4-06-274356-6
書誌番号 1103050740
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103050740

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