シリーズ「教育改革」を超えて --
柿沼昌芳 /編著, 永野恒雄 /編著   -- 批評社 -- 2003.7 -- 21cm -- 213p

資料詳細

タイトル 『心のノート』研究
シリーズ名 シリーズ「教育改革」を超えて
著者名等 柿沼昌芳 /編著, 永野恒雄 /編著  
出版 批評社 2003.7
大きさ等 21cm 213p
分類 375.35
件名 道徳教育
要旨 『心のノート』は、子どもたちに「自分で」書き込ませながら、規範意識を内面化させる。河合隼雄によるユング心理学を応用した一種のマインド・コントロールである。教育基本法「改正」論は、その論拠に子どもたちの規範意識や道徳心の低下など、モラルの崩壊を掲げる。『心のノート』導入と教育基本法「改正」は、表裏一体なのである。グローバリズムの猛威を背景に、競争、効率、サバイバル、自己責任という企業社会の論理が、今や、教育の世界にも侵入している。サバイバル競争と成績至上主義が、教育の場からモラルを喪失させようとしている。現場教師による『心のノート』の危険性についての緊急報告。
目次 第1部 対談 なぜ、今『心のノート』なのか(斎藤貴男;柿沼昌芳;永野恒雄(司会));第2部 『心のノート』を検証する(子どもの心と乖離する『心のノート』;学級の子どもと『心のノート』を付き合わせて考える;「きれいごと」がほんとうらしく見えるとき―『心のノート』の外し方 ほか);第3部 『心のノート』の背景(『心のノート』が登場した背景;河合隼雄の『心のノート』作成意図;「モラル」を弄ぶ『心の東京革命』 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-8265-0376-8
書誌番号 1103053864
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103053864

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