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【図書】 月と日本建築

桂離宮から月を観る -- 光文社新書 --
宮元健次 ／著   -- 光文社 -- ２００３．８ -- １８ｃｍ -- ２３０ｐ

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タイトル 月と日本建築
副書名 桂離宮から月を観る
シリーズ名 光文社新書
著者名等 宮元健次 ／著  
出版 光文社 ２００３．８
大きさ等 １８ｃｍ ２３０ｐ
分類 521.8
件名 日本建築
注記 文献あり
著者紹介 １９６２年生まれ。８７年東京芸術大学美術研究科修了。現在、龍谷大学国際文化学部助教授。
内容紹介 古来、日本建築は観月と深く結びついていた。「日本の美のシンボル」桂離宮、足利義政が晩年の情熱を傾けた銀閣寺、豊臣秀吉が「不死身」を祈って造った伏見城を中心に、月に翻弄された数奇なドラマを展開。
要旨 古来、観月と日本建築は深く結びついていた―。なかでも、八条宮智仁親王によって創建され、「日本の美のシンボル」と称される桂離宮、斜陽の将軍・足利義政が晩年の情熱のすべてを傾けた銀閣寺、豊臣秀吉が「不死身」を祈って造った伏見城を語る上で、月の存在を無視することはできない。日本文化に重要な痕跡を残した彼らは、どんな月を眺めていたのだろうか。敗者のシンボルか？滅びの美か？月に翻弄された数奇なドラマがここにある。
目次 第１章　桂離宮―月を仕掛けた建築（桂の地と月；さまざまな観月への配慮　ほか）；第２章　観月と日本建築（義満・義政と世阿弥；幽玄美のルーツ・西行の月　ほか）；第３章　勝者と敗者のシンボル（桂離宮と東照宮；勝者の象徴と敗者の象徴　ほか）；第４章　伏見城―豊臣秀吉の死の不安（たび重なる身内の死と朝鮮出兵；月と狂気　ほか）；第５章　銀閣寺―足利義政の孤独、月への逃避（銀閣寺の紅葉が美しい理由；月への逃避　ほか）
ISBN(13)、ISBN 　　 4-334-03210-9
書誌番号 1103058925
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103058925

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